正直、姑が嫌い・苦手というお嫁さんって多いですよね。
私の友達は姑が家に泊まりに来た夜、ストレスで吐いたと言っていました。
これ、冗談じゃなくて本当なんですよ!
私は現在、大家族で姑さんや姑さんの両親も一緒に暮らしています。
☟我が家の詳細はこちらご覧ください。
友達に同居すると言った時は、みんな「え~!?私は絶対イヤ!」と口を揃えて言いました(笑)
もちろん一緒に住むわけなので、合わないなぁと思う時なんて腐るほどありますよ。
だけど私としては大きなストレスを溜めることなく、姑さんと楽しく付き合っていけていると思っています。
ここでは友人達の話から嫁が姑を嫌いになる瞬間をまとめました。
またこれから末永く付き合っていかなくてはいけない姑さんと、どのように付き合っていけばいいかも説明します。
壮絶! 姑VS嫁あるあるバトル
友人が実際に体験した姑と嫁のバトルをまとめました。
女は家事をしろVS今は共働きの時代よ
姑の時代はまだまだ専業主婦が多く、女性は家で家事をしているのが当たり前の時代です。
なのでいまだに共働きを好ましく思っていない姑がいます。
子どもを0歳とか1歳という小さい間から保育園に入れることに対し「かわいそうや。」と言う人もいます。
私の姑はそのようなことはなかったのですが、姑の母(以下ばぁちゃん)もその考え方の一人でした。
私と娘が仕事から帰宅すると玄関でばぁちゃんが待っていて、「おぉ、帰ってきたかぁ。かわいそうにぃぃぃ。」と言って泣き出すのです。
仕事復帰後1か月は毎日そのような調子でした。
正直、面倒くさいなと思いましたが、旦那から「もう老い先短いから、勝手に泣かしといたって。」と言われ、「確かに」と思って黙っていました。
私の友人Aは姑に「働くのはいいけど私は一切協力しないし、息子に家事をさせるようなことはしないで。働くのはあなたの意思なんでしょ。」と言われたそうです。
Aの旦那の家族は、昔ながらの亭主関白の家庭で男性が家事をするのはありえないし、主人のいうことが絶対という考え方です。
旦那もそのような家庭で育っているため、本人も「なんで俺が家事しなあかんの?」という状態。
旦那の給料だけでは生活が苦しいから、働きに行きたいのに姑のせいで私一人追い込まれてる!と嘆いてました。
この生命保険にはいりなさいVS放っといてくれ!
これも先程の友人Aの話です。
この姑は自分の考え方が絶対に正しいと思っているタイプです。
そのためありとあらゆるものに関して、自分と同じものを勧めてきます。
Aは自分で選んだ生命保険に加入していたのですが、姑に「これにしなさい」と言われ、最初に入っていた保険を解約したそうです。
しかも保険の内容まで姑カスタマイズ。。。
何かあったら責任とってくれよ(-“-)
うちの息子にゴミ捨てなんてさせないでVS家事は分担してます
友人Cは姑さんと隣同士で住んでいます。
なので色々見られているようです。
Cの家は共働きで家事は分担しており、ゴミ捨ては旦那の担当でした。
ある日、旦那がゴミ捨てをしている姿を姑が発見。
すると突然「息子にゴミ捨てなんてさせないで!」と怒りにきたそうです。
Cは口出しされるのはイヤなので、ゴミ出しを自分でするようにしたそうです。
すると今度は「ゴミ捨て一つでも、誰に会うかわからないでしょ。スッピンで外を出ないで」と言って来たそうです。
それ以来、外出時などに姑が監視していないか、とても気になるといっていました。
車なかったけどどこ行ってたの?VS私の勝手でしょ!
またもやCの話です。
車で出かけた翌日は、決まって姑に「昨日車なかったけど、どこ行っていたの?」と聞かれるそうです。
マ・ジ・で!勘弁してくれ!と言っていました。
母乳足りてないからミルク足しなさいVS勝手なこというな!
赤ちゃんが泣いていると「母乳が足りてないのよ。ミルクを足しなさい。」と口出ししてくるのは姑あるあるですね。
姑は育児のことをアドバイスしているつもりなのでしょうが、押し付けになっている場合が多く嫁が嫌煙する一つの原因にもなります。
私の友人Dは名家の家に嫁いだのですが、姑が育児方針の全てを決めている状態だと言っていました。
Dは子どもを伸び伸びと自由に育てたいと考えています。
しかし姑の中では幼稚園から大学までプランニングされているそうで、育児に関してあれこれ口出ししてきます。
そして姑自ら子どもに勉強させようとしてきます。
Dは子どもを取り上げられている気分だと言っていました。
ブランド物なんて持って・・・VS何か?
これは友人Eの話です。
これは結婚する前の話で、初めて姑と顔を合わせた時のことです。
彼(今の旦那)の家に遊びに言った時に、たまたま持っていたカバンがブランド物だったのですが、そのかばんを見た途端に姑は「こんなブランド物のカバンなんか持って、お金の管理はちゃんとできているの?」とお説教を始めたそうです。
Eも初対面でいきなりそんなことを言われると思っていなかったので、頭の中が真っ白になりました。
まだ結婚前だったので、友人みんなで「そんな姑なんやったら、結婚辞めときー!」という話をしましたが、結局結婚しました。
想像通り色々口出ししてくるそうですが、家も遠いので適当に流していると言っていました。
姑を嫌いになる理由をまとめると・・・
先程あげた姑と嫁のバトル、きっとあなたの周りでも似たようなことを聞いたことがあるのではないでしょうか。
このような姑との衝突があり、どんどん嫁は姑を嫌いになっていくのだと思います。
ここで一旦、嫁が姑を嫌いになる理由を整理します。
意見が合わない
姑と嫁は生きてきた時代が違い、育ってきた家庭も違うので根本的に意見が合わないことの方が多いです。
姑が子離れできてない
姑が息子に対して子離れできていない場合、息子達の生活に色々口出ししてくるんですよね。
私の母の友達数名から聞いた話ですが、母親からすると息子って彼氏みたいな存在らしく、息子が結婚する時には嫁に取られた気分になるらしいです。
特に夫婦間の冷え切っている姑程、息子への依存度は高い模様。。。
母の友人達は、そのことを笑い話にしていましたが、笑い話にできないくらい息子から離れられない姑もいるんだろうなぁ(^_^;)
プライベートに立ち入ってくる
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、いくら親戚になったとはいえ自分達の行動を一つ一つ聞かれたり、意見されたりするとストレスに感じます。
女の意地の張り合い
姑も女なので、嫁姑バトルは女と女のマウンティングも原因になります。
ブランド物のカバンに口出ししてくるというのは典型でしょうね。
ちょっと冷静に考えてみよう
姑を嫌いになる理由は色々あると思います。
しかし全て姑に非があるのか一度冷静に考えてみましょう。
もちろん先程紹介したような姑は結構なクセ者なので「嫌い!」となるのも分かります。
しかしここまでクセのある姑は意外と少数派で、本当は実害がないのだけど先入観から姑が嫌いと思っている人も多いです。
例えば単に「どこ行ってたの?」と聞かれたことに対して「監視されている」と思ったり、姑がくれた贈り物に対して「押し付けられた」と感じたり。。。
このような先入観を持っていると、姑のとる行動全てが否定的に見えてしまいます。
なので一旦先入観は捨てて、冷静に姑と向き合ってみましょう。
姑と上手に付き合う5つの方法
ここから姑と上手く付き合う方法を紹介していきます。
私自身が気を付けていることなども紹介しますね。
自分の中の常識を捨てる
姑と上手くやるには「自分の中の常識を捨てる」というのがとても大切です。
嫁と姑は世代が違えば、育ってきた家庭も違います。
そしてその違った環境のなかで、自分なりの「常識」がつくられていきます。
このことから自分の「常識」と相手の「常識」が一緒のはずがありません。
一緒に住んでいると、ことごとくその事に気付かされます。
冷蔵庫内の収納の仕方から違いますからね。
後、ご飯を作る時の野菜を切るサイズとか、掃除の仕方とか。。。
とにかく全然違います。
結婚の場合でも夫婦間で互いに持っている「常識」が異なりますが、家事は女性がメインでする事も多く基本的に女性の意見が通ります。
しかし姑となるとそういうわけにはいきません。
どちらかというと嫁の方が一歩引かないといけない場面もあるでしょう。
なので嫁からすると結構ストレスに感じます。
しかしそのような場合、姑が非常識だと決めつけるのではなく「そういう方法もあるのね。」と受け入れるように意識してみましょう。
自分の中の常識を捨て、相手の常識を最初から否定しない。
それだけでも衝突は減らせます。
意見は違って当たり前
先程の常識と重なる部分もありますが、人それぞれ意見は違って当たり前だと思いましょう。
また子どもに対して、自分と違った教育をする場合もあるかもしれませんが、そこも一つ一つ気にする必要はないと考えましょう。
子どもからすると「ママとばぁばの言うことが違う」と感じることもあるかもしれませんが、そこから学べるものもあります。
世の中には色んな考え方の人がいます。
そんな世の中で生きていくのに大事なのは、自分の考え方と違う人とどうやって付き合っていくかというコミュニケーション力です。
ママと姑の意見が違うという場面は「人によって考え方が違う」という学びを子どもに与えることが出来ます。
姑の気になる言動も、見方を変えれば子どもに学びを与える一つに機会になっているのです。
みんな意見が違って当たり前、そう思うことはあなたがストレスを溜めないだけでなく、子どもにも良い影響を与えてくれます。
無理に合わせる必要はない
永いお付き合いをしていく間柄なので無理をするのは辞めましょう。
いらないものはいらないとはっきり言う勇気も大切です。
うちは姑がご飯を作ってくれています。
同居当初、私はご飯を残したら悪いと思い残さず全部食べていました。
「当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、すごい量だったんですよ。(笑)
かなりのボリュームのご飯を残したら悪いと思いムリして全部食べていた結果、何が起こったかというと、姑は「ミントさんは、ご飯が足りてないんだ。」と勘違いして更にご飯のボリュームが増えていったんです(笑)
また苦手なメニューが出てきたときも、「おいしい」といって食べた結果「ミントさんは、これが好きなんだ」と思われて、高頻度で食卓に並ぶようになったこともあります。
年に数回しか会わない間柄ならウソも方便で適当に合わせて大丈夫ですが、同居している、近所に住んでいる場合は、いらないものはいらないとはっきり言うようにしましょう。
直接言いにくい時は、旦那さんにやんわりと伝えてもらうのも一つです。
人生の先輩であることを忘れずに
なんだかんだいっても、姑は人生の先輩です。
正直、私も姑に対して「何言ってんだ?」と思う時はあります。
しかしそのような時でも人生の先輩には変わりないので姑を立てるように気を付けています。
なので自分の意見を言いたい時も、相手の意見を一度聞いてから伝えるようにしています。
「それも分かるんやけど、~がいいかなと思うねん。」という伝え方をすると、相手もそこまでイヤな思いにはなりません。
気まずい時は旦那に託せ!
姑と嫁の関係によっては、全く自分の意見がいえないという人もいるでしょう。
そのような場合は旦那の出番です。
ここからは旦那さんへのメッセージなので、旦那さんと一緒に読んでください。
嫁と姑の揉め事で、旦那が姑の味方をすると問題は更に深刻なものになるので、旦那は絶対に「中立よりやや嫁より」くらいの立ち位置にいるようにしましょう。
そして嫁の代弁を心掛けながらも、嫁が暴走気味の場合は「いや、それは思い込みちゃうか?」と冷静に諭してあげましょう。
旦那さんは中間管理職みたいなものです。(笑)
ただ間違っても嫁の訴えを否定したり「俺は知らないよ」と突き放したりということは避けましょう。
夫婦仲が冷え込んで、将来熟年離婚を言い出される典型的なパターンに陥ります。
ここは一つ、あなたの平穏な老後のためにも嫁姑バトルを「くだらない」で片づけず、親身になって話を聞いてあげて下さい。
さいごに
他人同士が親戚になるわけですので、意見や考え方の衝突はどうしても起こります。
しかし末永いお付き合いをしなくてはいけない以上、こちらもストレスを減らせるような付き合い方を心掛けましょう。
そして自分で対応出来ない時は、旦那の力も借りましょう。
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