「どうしよう、鼻毛出てるけど言えない……」
もし彼女にこんなことを思われていたら、恥ずかしいですよね。
でも、これならまだ良いほうでしょう。
「げっ、鼻毛出てる。マジ引く。ムリ!」
付き合いはじめたばかりで、そんなことを思われてしまったら悲しいですね。
たかが鼻毛でお別れしてしまうことも。
そんな事態を避けるために、あなたはきっと鼻毛を抜きまくっているのでしょう。
でも、ちょっと待って!
鼻毛を抜くのは、危険なんです!
「それなら知ってるよ。フィルターの役割をしているから、菌を防げなくなるんでしょ!」
と得意顔で言っているあなた。
もちろんそれもあるのですが、実はそれだけではなかったんです。
鼻毛を抜くと、なぜ危険なのか。その理由をご紹介します。
そして恋を台無しにしないためにも、安全に正しく鼻毛の処理をする方法もご紹介しますね。
そもそも、なぜ鼻毛が伸びるの?
そもそも、どうして鼻毛は伸びてくるのでしょうか?
今までは大丈夫だったのに、急に伸びてきて不思議に思っている人もいますよね。
①空気の汚い場所にいると鼻毛が伸びる
雑菌やホコリの多い場所にいると、菌やウィルスが体内に入りこむのを防ぐために、鼻毛が伸びると言われています。
部屋が汚れている場合もあるかもしれませんが、とくに外の環境が大きく左右するかもしれません。
ワタシの知り合いでも、「地方に住んでいた時は気にならなかったのに、東京に引っ越してきてから鼻毛が伸びるようになった」と言う人がいます。
それは違うという意見もあるようですが、ワタシは関係しているように感じます。
②タバコを吸うと鼻毛が伸びる
タバコを吸う人は、吸わない人に比べて2倍くらい鼻毛が伸びると言われています。
その理由は、鼻からもタバコの煙を吐き出すことがあるからです。
タバコの煙は害ですから、「外敵が来た!」と感知して、鼻毛で防御しようとするのですね。鼻毛は、働き者なんです。
③男性ホルモンや加齢によって鼻毛が伸びる
女性よりも男性のほうが、鼻毛が伸びやすいと思いませんか?
これは男性ホルモンが関係しているからだそうです。
鼻毛を成長させるのは、男性ホルモンの仕業だったんですね。
また加齢とともに鼻毛が伸びるようになるとも言われています。
その理由は、加齢とともに鼻毛が生え替わるサイクルが長くなると言われています。
つまり生えている期間が長いため、その分伸びてしまうということですね。
鼻毛を抜くと最悪の場合は死の危険も!?
鼻毛がフィルターの役割をして、外部からのウィルスや菌の侵入を防いでくれているのは、何となく聞いたことありますよね?
しかし、それだけではなかったんです。
鼻毛を抜くと、もっと恐ろしい危険もあるというので、まとめてみました。
①鼻毛を抜くと傷ができる
鼻毛を抜くと、毛根から抜けますよね。
鼻毛にかぎらず、毛根は皮膚の中の毛細血管とつながっているんです。
そのため毛根を傷つけることで、毛細血管も傷ついてしまうんですね。
つまり鼻の粘膜に、傷ができてしまいます。
場合によっては出血をともなうこともあるでしょう。
すると傷口から菌が侵入し、鼻の粘膜が腫れあがってしまうんですね。
②傷から菌が繁殖して炎症を起こす
鼻毛を抜くと危険な理由は、鼻毛を抜いたことで傷ついた粘膜から雑菌が入ることでした。
すると炎症を起こして、体調をくずしてしまうこともあるようです。
さらに鼻毛がないことで、菌やウィルスが入りやすい状態ですから、繁殖し放題ということになります。
③菌が体内に侵入して病気になる可能性も
では鼻の粘膜の傷口から菌が入り、炎症を起こすとどうなるでしょうか?
体に影響を及ぼしますよね。
つまり、さまざまな病気にかかりやすくなるということです。
しかも鼻の皮膚の下にある毛細血管は脳につながっていて、場所も近いため菌が脳に達してしまうこともあるようなんです。
とくに炎症を起こした傷口が化膿してしまうと、最悪の場合は、死に至る病気になることもないとは言い切れませんよね。
【解明】鼻毛を抜くと鼻水が出る理由
鼻毛を抜いたときに、鼻水が急に流れ出てきた経験はありませんか?
それは鼻毛を抜いたことで、鼻の中が危険な状態になったという合図です。
つまり鼻の粘膜が傷つき、異常事態だと判断して鼻水で洗い流そうとしているんですね。
人間のメカニズムというのは、本当にすぐれたものだと感心してしまいます。
安全で正しい鼻毛の処理方法
鼻毛を抜くのは危険だとわかったけれど、伸びた鼻毛をどうにかしないと人間関係が危険にさらされてしまいますよね。
そこで安全で正しい鼻毛の処理方法をご紹介します。
①処理の前後に鼻の中をキレイに掃除する
まず鼻毛を処理する前に、鼻の中をキレイに掃除します。
綿棒やティッシュなどで、やさしくゴミや汚れを取りのぞきましょう。
あまり奥までグリグリしないように注意してくださいね。
そして処理が終わった後は、カットした鼻毛が鼻の中に残らないようにしましょう。
カットした鼻毛がチクチクと鼻の粘膜を刺激して、くしゃみや鼻水が止まらなくなる可能性があります。傷つけてしまうかもしれません。
②先の丸い鼻毛ハサミで、入り口だけ切る
鼻毛を処理するときは、鼻毛専用のハサミでカットしましょう。
ハサミの先端が丸くなっている小さなハサミが100均でも売っています。
そしてあまり奥まで切らずに、入り口付近のみカットしましょう。
鼻毛ハサミで鼻の壁を傷つけないように、あまり鼻毛の根元から切らず、先端の伸びすぎた部分だけ切るようにしましょうね。
③いろいろな角度で確認する
鼻毛は、ふとした拍子にピョンと飛び出てくることがありますよね。
ふつうの表情のときは出ていないのに、笑ったときに鼻の形が変わると出てしまうとか。
それでは困りますので、鏡でいろいろな角度からチェックしたり、いろいろな表情をして鼻毛が出ないか確認しましょう。
鼻を上からつぶしてみたり、ブタ鼻にしてみたり。
④2~3週間に1度の頻度で手入れする
鼻毛の処理をする頻度ですが、あまり頻繁にやる必要はありません。
もちろん「あっ、出てる」という時は、その都度カットしても良いですが、本格的にお手入れするのは2~3週間に1度くらいにしましょう。
鼻毛を安全に処理して楽しい恋愛を♪
鼻毛の役割や鼻毛が伸びる理由、鼻毛を抜くことの危険性などをご紹介しました。
鼻毛を安全に処理して、人間関係を円滑にすすめられるようにしましょうね。
そして鼻毛が原因で恋心が冷めないように、定期的に正しくお手入れをするようにしてください。
それでは、楽しい恋愛をしてくださいね。