アダムとエヴァ
こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードの「恋人」のお話です、ホロスコープで性格を分析するためにも役に立つお話ですのでぜひごらん下さい。
「恋人」ってまたロマンチックなタイトルだね。
そうですね、The Lovers と言うタイトルなので、恋人たち、と書いている本もあります、まあどっちでもいいでしょう。
ふたご座のカードなんだね、まあ、優しい人が多いし、恋人もすぐに出来そうだけど。
そうですね、でもロマンチックさに注目するカードではありません。一番有名なウェイト版のタロットカードでは恋人たちの後ろの木に、ヘビと赤い実が付いています。
お、聖書のアダムとイヴかな。
そうですね、聖書ではアダムとイヴは、苦労など何もせず楽園で暮らしていたけど、神に禁止された知恵の実をヘビにそそのかされて食べてしまい、その罪によって楽園を追放され、永遠の命を失い、死というものが発生し、裸では恥ずかしい、と思うようになり、労働をしなくてはいけなくなった。と言うお話ですね。
有名な話だけど、良く判らないし、まあ、おとぎ話的な感じで受け止めてるけど。
聖書ですから、宗教的な信者の方は、きっとそのままの意味で読めば良いと思うのですが、占い師的にカンタンに説明していきましょう。まず神はアダムの体の一部から、エヴァを作ります。
これは、原子核と、電子って考えると、カンタンですね、アトム Atomとエレクトロン(電子) Electronって、アダムとイヴとも少し似ているでしょ。まあ、アダムは陽子って思えば、そこから電子を取り出せるでしょ。
だから、永遠の命ってこと!!原子や陽子は、確かに死なないか!
ノーベル賞で有名な小柴さんが、ニュートリノの研究でノーベル賞を取ったのですが、実は陽子崩壊を検出したくて、カミオカンデを作ったんですけど。まだ検出できていません、しかし、論理上は崩壊すると言われているので、絶対永遠と言えませんが、その寿命は10澗(かん)年以上と言われています。
10澗(かん)年?
億の上が兆、兆の上が京、京の上が垓(がい)、垓の上が溝(こう)溝の上が澗(かん)です、でも、漢字の数字は説もイロイロあるから、こだわらないでよいでしょう。
判った、そりゃ永遠でいいや。
で、ヘビは、くねくねしていますね、これは太陽の光と考えることが出来ます。
だから、ヘビは「知恵の神」として扱う地方も有るのか。命をくれるってことは、死も同時にくれているとも言えるのか。
原子の結合には、電子が関わっているから、原子が分子になって、やがて生き物になった、って考えれば、エヴァが、ヘビにだまされて、神に禁じられた知恵の実を食べたってことか。知恵の実は?映画とかだとリンゴだよね。
赤い実、って考えれば、誕生したばかりの地球なら、赤かったはずです。
地球と、太陽光線が生命を生んだ、言い換えれば、生命が出来たから、死が出来たのか。
で、知恵を手に入れた我々は働くことになったし、裸で居ることは恥ずかしいですね。神が与えた罰と一致します。
うーむ、でも昔からそんなことが判るかなぁ。
あはは、そこは、占い師は科学者じゃなくてオカルティストですから。相手にしないでいいですよ。現代人に判るように話しただけです。
言いたいのは、生命を得たら、死が発生したこと、この元に戻れない変化、これがこのカードの持つ意味です。
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恋人
それと、恋人ってなんの関連があるの?
まあ、例えば、誰かを恋人に決定することは、一般的には他に恋人を作らない、ということが決定します。まあ例外もあるでしょうが。
変化の前には、迷い、が生じることがあります。変化したら元に戻れません、その迷いがテーマなのです。
でも、例えば、AさんBさんの2人、どちらを恋人にするか迷っていて、Aさんと付き合って、だめならBさんと付き合うことも可能でしょ。
可能かもしれませんが、例えばAさんを選んだあと、やっぱりBさん、と言ってもBさんが嫌がるかもしれませんよ。それは判らないでしょ。その時はBさんは他の人と付き合っているかもしれないし、やっぱりBさんが良かった、と思うのは10年後かもしれません。
言い出すとキリがないな。
だから、考え始めると前に進めなくなるでしょ。言い換えると、実現することは、可能性が減る、ってことでもあるんです。
変な言い方だけど、実現しないと想像の世界では一番トクとも言えるのか。
そうですね、AさんとBさんを迷っている間に、もっとステキなCさんが現れるかもしれませんし。
うわー、そんなこと言ったら動けないよ。
で、全てを失ったら後悔する。
じゃあ、どうしたらいいんだろう?
手に入れる、と言うことは何かを捨てることなんですよ。
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「剣」
このカードの象徴は「剣」です。
この流れで言うと一度切ったら元に戻れない、ってことだね。
そのとおりです。例えば、個人の権利です、この言葉が出てくる前は、家のことは親がなんでも決めても当たり前でしたが、今はなんでも個人権利が優先されやすいですね。
だから、歴史時代劇などで、お家のためにお嫁に行く姫などを、ドラマ的にはかわいそうな描き方をしますが、実際は当たり前のことでした。
でも確かに、もう元には戻らないよね。
判りやすく「恋人」の例で言えば、初め仲が良かった友達でも、片方が「好きだ」と言って「いつまでもお友達でいましょう」って言われたら、元の友達には戻れないですよね。
友達って、言葉の意味が全く変わっちゃうね。
「恋人」の意味
変化の前の迷い、選択、それが上手くいくか、いかないか、がメインテーマですね。
ですから、直感、思考、考えすぎ、優柔不断などの言葉も出てきます。
迷っているうちに、ああ決めなくて良かった、ってこともあるよね。
そういうのも含みますね。言葉にまつわる迷い、がポイントです。
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