ラーメンのことをたくさんブログに書きたいと思っているのですが、思いのほかラーメンの記事が増えていきません。
それはなぜかというと…
最近はラーメンをあまり食べにいかないからです。
ちょうど一週間前にはてなでラーメンブログを書いている巨匠くましさんと一緒に家系ラーメンを食べにいくイベントを催行しました。
このイベントによって、最近のラーメンを食べにいかない流れに終止符を打てるかと思っていたのですが…引き続きラーメンは家でインスタントラーメンを食べる専門になったままという流れが続いています^^;
でも、それでもラーメンの記事が書きたいんや!!
私は心からそう思いました。
なんとなく、ラーメンのことはラーメンを食べた時に書こうとこれまでは思っていたのですが、そこにこだわっていると書きたい時に書きたい記事が書けなくなってしまうので、今回は過去の蓄積を引っ張り出して記事を書いてみることにしました(^^)
普段、私は自分で自分のことを家系ラーメン特化型と言っていますし、好きな食べ物の欄に書くのは「ラーメン」ではなく「家系ラーメン」です。
例えばラーメン店が2店舗並びであったとして、A店が家系、B店がノン家系なら迷わずA店に入ります。仮にB店が人気店だとしてもそうします。
しかーし!!
そんな私が大好きな家系ラーメンよりも食べたくなるノン家系のお店が3店舗ほどあるので、今回は自称家系ラメンジェリストの私が家系ラーメンよりもオススメしたい都内の厳選3店舗のうちのまずは1店舗目を紹介したいと思います。
最近は立地の問題もありなかなか食べに行けてないため、写真が以前のもので撮り方やトリミングがイマイチで恐縮なのと、前置きが大変長くなってしまい恐縮ではございますが…^^;
それでは行ってみよーう!
らーめん いごっそう
こちらは西武新宿線の武蔵関駅と東伏見駅の中間くらいにある(ローカルな場所ですいません^^;)いわゆる二郎インスパイア系のお店です。
ラーメンではなくらーめん
こちらの店主(サカイさん)は次郎三田本店の名物助手と言われ、なんとあの有名なフレーズ「ニンニク入れますか?」はサカイさん発案の言葉であるという説もあります。
二郎を名乗っていないお店ではありますが、間違いなく二郎ゲノムを存分に引き継いだ方が作っている二郎ではない中毒性の高いらーめんが食せる、それがいごっそうなのです。
普段、私が唱えるラーメンの呪文は家系特化型の「カタメコイメ(略してカタコイ)」ですが、ここに来た時だけはワクワクしながら「ニンニクヤサイカラメ」を唱えています。これはもう私にとってはドラクエのメラとFFのファイアくらい違う世界の呪文なのです。
いごっそうのらーめんを食べると、なぜジロリアンはそんなに二郎を愛しているのか?が、私にも何となく伝わってきます。
あの強烈な中毒性は確かにやめられなくなりますよね^^;中毒性という部分で言えば家系ラーメンよりも遥かに強烈で、それこそ大好きな家系ラーメンの中でも中毒性を感じる店舗はそこまでなくて、いまザッと浮かぶのはチェーンだとせい家、あとは吉祥寺の武蔵家や洞くつ家あたりでしょうか。
しかし、いごっそうのらーめんによる中毒性はそれらよりも遥かに強いと私は思っています。いま、この記事を書きながらヨダレダダ漏れ状態ですし、心からあの旨味を欲していることがよくわかります(^^)
いま頭の中は、あの体の芯まで二郎ゲノムとも呼べる濃厚なスープと野菜のハーモニーが浸透していくイメージでいっぱいです。
豚めしという真の最強コンテンツ
さて、いごっそうでオススメしたいのはらーめんだけではありません!むしろ、真の最強コンテンツ(らーめんとの最強コンビ)としてオススメしたいのがこの「豚めし」です。
豚めしは常に超絶人気で早い時間に行かないと品切れになっています。私もよく微妙な時間に行っては、店主のサカイさんの独特な喋り方による「申し訳ない。豚めしは終わってしまいました。お米が切れてしまった…。」という言葉を聞いてシュンとしています。
この豚めしファンが本当に多くてですね、いごっそうではお持ち帰り(オミヤ)が可能なんですが、店内で食す豚めしとは別にお持ち帰り用で2つくらい頼んでいくお客さんがたくさんいます。
以前にいごっそうとは全く関係のない吉祥寺の飲み屋で出会った人当たりの良いおじさんもこのいごっそうの豚めしが大好きなようで、持ち帰った豚めしを冷凍して富士山の山頂で食べた話を熱く聞かせてくれたことがありました(笑)
家系ラーメンにライスは基本
と、私は常々思っていますが…
いごっそうのらーめんには豚めしが基本
も、私が声を大にして伝えたいことです。
両方食べるとポンポンは一杯になりますし、豚めしは品切れもザラにあるんですが…いごっそうに行くのならぜひ×100くらいで食べてほしいです!!
価格
らーめん 650円
豚めし 350円
サカイさんという確かな職人
さて、ここまでらーめんの中毒性と真の最強コンテンツとも言える豚めしについて熱く語らせて頂きましたが、いごっそうの本当に真の最強コンテンツとは、これは私見ですが店主のサカイさんだと思うのです。
こう言っては失礼かもしれませんが、ちょっと普通の人とは半オクターブ違う独特の「間と強弱」を持っています。あえてああしているのか、機械のような喋り口調もかなりのディープインパクトですし、呪文を唱える前に緊張するのはこのお店くらいです^^;
なぜ緊張するのかというと、らーめんが上がると突如「お待ちどうさま!らーめん!ニンニクはぁぁあ!!」と聞いてくるんですが、まず目を合わせてくれないので誰に言ってるのか時々わからないことがあります(笑)
なので、ずっと呪文を唱えるためにこちらも構えているわけですが、意気込みすぎてフライング詠唱をすると「ニンニクの有無は最後に聞くからいま言わないでくださいね〜」と注意されてしまいます。
これは二郎あるあるの話で決して珍しくないんですが、サカイさんの場合はそのサカイワールドが生み出す世界観のせいか、タイミングをとるのが難しくて本当に毎回呪文を詠唱する前には緊張してしまいます^^;
いろいろと強烈な方で助手の方にはけっこう厳しかったり、誰かが「ヤサイマシマシアブラオオメ」的な呪文を唱えたら、サカイさんから「うちは二郎じゃありませんよ〜」なんて言われたというエピソードなんかもあります(笑)非常に物事をハッキリ言う人なのは間違いないです。
一見すると「とっつきにくい人」にもみえてしまうんですが、その腕とらーめん道は確かなもので本当によく見てないようでお客さんを見ているし、お客さんへの気配りを不器用ながらも決して忘れない人です。
何より感心したのはその確かな腕で、以前に私が店に入ると同時に7人組のラガーマンのようなデカイ学生が同時入店しました。その際に全員の注文を全く間違えることなく聞き取り、たった一人でいつもと全く変わらぬスピードで8食分を提供したのは圧巻の仕事でした。
そんなサカイさんの確かな腕と風変わりな人柄がスパイスとなって、あの中毒性マックスならーめんが生み出されているのは間違いないでしょう。
おわりに
私が普段書くラーメン記事では、本当にハッキリと美味しさについて言及することはありません。なぜかというと、私は尋常じゃない量のお酒を飲む酒飲みで舌が麻痺していますし(アル中じゃないっすよ!一回の酒量が多いんです^^;)、日頃から味濃いめのものばかり食べていて味覚がズレているという自覚があるからです。
しかし、これだけはハッキリと言えます。
いごっそうのらーめんは控えめに言って絶対に美味しい
ここまで言い切るのも自分の中では相当珍しいことなので、これは自信ありです。
ちなみに、いごっそうの隣には「まる麺堂」というラーメン屋さんが並びであります。
なんで、こんな何もないところにラーメン店が2店舗並んでいるのかという感じなのですが、以前からあったのはまる麺堂のほうでいごっそうは東伏見から今の場所へ移転してきました。
で、このまる麺堂のラーメンもとても美味しくて、私がオススメしたいノン家系の3店舗のうちの1店舗だったりします。こちらも改めて紹介したいと思っています(^^)
それにしても、今回は食レポという形式ではなく回顧をベースにした記事なわけでしたが、やはりラーメンのことを書くのは心が滾って楽しいです。
今回、直前にラーメンを食べていなくてもラーメンの記事を書こうと思ったきっかけは、私が毎回楽しく読ませて頂いているラーメンブロガーのらーめ人間Zさんのブログがきっかけになっています。
最近は食レポをされていないようですが、相当なラーメン知識の蓄積があるので食レポじゃなくてもご飯三杯はいけるようなラーメン論を書ける凄みがあります。
そんなブログに私もインスパイアされてみたことで、今回は最近食べてないラーメンのことを熱く語ることができました(^^)
でででーさん
d3dayo.hateblo.jp