4人に1人が過去に「本気で自殺したいと思ったことがある」
対象4万人超「全国初」自殺意識大規模調査
4人に1人が 過去に「本気で自殺したいと思ったことがある」
5人に1人が 身近な人を自殺で亡くしている
ぼくの身の回りでも実際に自殺してしまった人がいる。
僕自身も死にたいと思っていたことがある。
今はそんなに思わないのだが「いつ死んでもいい」とは思っている。
死にたくなる原因とか、僕がとった行動を話してみたいと思う。
人は居場所を見失ったときに「死にたい」「消えたい」と思う
人は居場所を見失ったときに「死にたい」と思うのだろう。
自分なんか消えて無くなりたい。
自分なんか無価値だ。
生きている資格などない。
別世界に行きたい。
大抵は人間関係の苦しみから「死にたい」と思うようになる。
僕の場合もそうだった。
悩んで苦しんでタオルで首を絞めてみたが苦しかった。
これを「本気で死にたいのか?」と疑問に思う人もいるかもしれないけど、
死にたかったことは確かだ。
「本気で自殺したい」ってなんだろうと思う。
死んでしまった人と死ななかった人がいるだけだ。
死にたいというより「これ以上生きたくない」と言った方がいかもしれない。
これ以上生きるのが辛い。
どうすればいいのか?
死ぬの?
いや、「4人に1人は本気で自殺したい」と思っているらしい。
むしろ僕は普通じゃないか。
4人に1人の1人の方だったってだけの話だ。
そんなのむしろ普通だ。
無用途人間だったってだけだ。
生き辛い方ってだけだ。
辛いのは自分だけじゃないだろう。
だけどこの辛さの身代わりになってくれる人はいない。
あははは。
遺書
この本を読んで遺書を残して死ぬ人の思いと遺族の思いを考えた。
本を読んだ当時はあまりよくわからなかった。
だってその時はまだ「死にたい」と思ったことがなかったから。
この頃から「人の悩み」についてよく考えるようになった。
それまでの僕はどちらかというと、人の心を知ろうとしなかったと思う。
「なぜだろう?なぜこう思うんだろう?」
悩みが深くなればなるほど、身体がおかしくなった。
外を歩けば横断歩道で車に吸い寄せられそうな感覚を覚えたし、
電車のホームでは、ホームに走りこんでくる電車に吸い寄せられるような気がした。
こんな感じでみんな飛び込むのかな?
「本気で自殺したい」なんて思わなくても、
おかしくなれば勝手に足が動いちゃうのかな?
この世は地獄だ。
生きているだけで税金は取られるし、
本気で自殺したいと思った僕がとった行動 その1 食事
さすがにやばいと思った僕は改善できるように行動し始めた。
自分で料理をするようにした。
セロトニンが増える食事をするようになった。
セロトニンを増やす食べ物
牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品
豆腐・納豆・しょうゆ・味噌などの大豆製品
カツオ・マグロなどの魚類アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類
バナナや、卵など
僕はこの中から近くのスーパーで手軽に買える、豆腐・豆乳・バナナを毎日摂る様にした。
また自分で料理を作ることにした。
- 手順良く美味しく作ることに集中する。
- レシピ本を勉強する。
- 食べたいものを自分で作って食べる。
こういった一連の思考と動作が脳にもいいし体にもいい。
不思議と体の負担になる様な、甘すぎるものや脂っこいものは食べたくならなかった。
本気で自殺したいと思った僕がとった行動 その2 運動
その頃はマラソンをしていた。
筋トレもしていた。
うっすらと6パックに腹筋が割れた。
身体を鍛えているからといってメンタルが強くなるというのは間違いだと思う。
身体を鍛えても心は鍛えられないからだ。
特に一人で孤独に運動をしている場合は。
だからといって運動をしないよりも、運動をした方がいい。
食事と運動を続けることで徐々に体調は戻っていった。
もう車や電車に吸い寄せられる様なことはなくなっていた。
だからといって生きづらさがなくなるわけじゃない。
社会という地獄はいつも隣にいた。
「僕は何のために生きてるんだろうか?」
「誰かに愛されているのだろうか?」
愚問は尽きない。
本気で自殺したいと思った僕がとった行動 その3 心の勉強
もっともあやしく、そして人生においてもっとも役に立ったのが心の勉強だった。
宗教・心理学・スピリチュアル系、興味のある本を片っ端から読みまくった。
100冊以上は読んでいると思います。
占い系は興味なかったからそっちに行くことはなかった。
そういえば人生を通して、生きづらさを抱えた人とよく出会いよく話すことも多かった。ネット越し、リアルに関係なく。
一時期はメンタル系の掲示板の管理人もしていたので、「生きづらさ」を感じている人がたくさんいることは知っていたし、自分もまたその一人だった。
掲示板の管理人をしていると、IPアドレスなどで2人以上のハンドルネームを使って自作自演をしている人がいることもすぐにわかる。
それも黙って見守るのが管理の仕事だ。
なぜなら、掲示板を追い出してしまうと、その人の居場所がまた一つ失われるからだ。
問題がない限り黙って見守る。
心の勉強
他人と自分の違うところ
心のことはわからないことばかりだった。
スピリチュアル系の本
天使とかチャクラとか前世とか来世とか引き寄せの法則とかホ・オポノポノとか
手当たり次第だったからいろいろゴッチャゴチャに知識を詰め込んだ。
うーん、そうか?
なんか違うなぁとか、いろいろ思った。
「そんなので幸せになれるわけねーじゃん!」というものも多かった。
「人生において起こること全て自分の責任である」
これはホ・オポノポノの基本的な考えだ。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」と唱えることよりも、全ては自己責任と言う考え方が気に入った。
これで何となく人生の本質が見えた。
ホ・オポノポノの本、いろいろあるけどこれがいい。
というのは、これはカマイリ・ラファエロヴィッチ氏の生き方が書いてあるからだ。
ラファエロヴィッチという名前がいいよね。
ホ・オポノポノ ライフ ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる
- 作者: カマイリ・ラファエロヴィッチ,平良アイリーン
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/01
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生きていく上でのいろんな問題は、
他人が与えた「どうにもできないもの」と思い込んでいた。
いろんな問題が「自分の責任」において起こったものなら、
自分が何とかすりゃ何とかなるんじゃないの?
自分で何とかできるんならこれほど楽なことはない。
本気で自殺したいと思った僕がとった行動 その4 禅・仏教
流行りのスピリチュアル系をぐるっと回ると仏教にやっぱり帰ってきた。
正直、仏教に興味なんてなかった。
若い頃はね。
いまでは生きていく上での最も良い教科書となっている。
日本人は否が応でも、仏教の教えは染み付いてるのね。
なんとなく。
その何となくをハッキリさせていくと、生きるのが楽になっていた。
仏教って、死んだ人のためのものだとお思ってたんだけど、
そうじゃなくて、
生きやすくするための「教え」だったんだね。
それをずっと勘違いしてた。
ガチでダライ・ラマ法王の書いた本を何冊も読んだりしたけど、コンパクトにわかりやすい本二冊だけ紹介しておきます。
座禅や禅語、禅の生活をわかりやすく書いてくれています。
ミニマリストって流行ってるけど、禅生活がそれですね。
この本を読み進めていくと自分の「エゴ」「利己的」な考えが自分自身を苦しめていたことを知ります。
やっぱり心が弱かったんだね。
「強がること」と「強いこと」は違うんだ。
この本はこのブログで何度も紹介してるのでリンクだけ貼っておきます。
『超訳 ブッダの言葉』怒らない・比べない・幸せを知る・自分を知る・死と向き合う
まとめ
本気で死にたいと思ってから、「こんなに苦しく生きるのは嫌だ」と思ってから、食事と運動で体調は戻った。心が強くなるまではかなりの年月がかかった。
10年ぐらいかな。
それは僕にとって必要な時間だったし、必要な経験だった。
その後きちんと心理学スクールにも通い学ぶ事ができた。
どんなに心を強くしても、強くなればなるほど大きな壁にいくつもぶちあたった。
ある意味クソ真面目過ぎた。
一本どころか100本ぐらいネジをゆるめてバカになってみると楽だった。
躁鬱状態にも何度もなったし、
今も躁鬱は完治してないし耳鳴りは1年以上続いている。
そんなこともあまり気にならなくなった。
この悩みは何やかんやと10年ぐらい付き合っている。
最近本当の意味で楽になってきた。
最近ドラゴンボールを全巻読んだんだけど、
悟空っていうかサイヤ人は、死にかける事があるほどパワーアップして限界を超えて強くなるそうだ。心を鍛えるのも似ている。
心を学ぶ時間がなければ本当に死んでいたかもしれない。
この世は油断してると幸せなんかはあんまりなくて、
むしろ地獄というのはこの世のことなんだ。
生まれ落ちた時から 居場所などないさ
やっぱりこの世は地獄だし
地獄を地獄として生きるか?
地獄を極楽として生きるか?
全部自分で選べるんだ。
鬱になったら鬱として生きる。
あははは。
何かあっても最悪死ぬだけだ。
誰もが死ぬんだから怖いこともない。
そう、生きて死ぬだけだ。
あの子も、あの人も、僕もあなたも。
何も不思議じゃない。
踊ります バカのように
今週のお題「恋バナと」
(追記)
ADHD・うつでもネットで稼いでいます。
ぜひご相談ください。