イスラエル版ハロウィーンで日本のアニメイベント3月13日 5時03分

中東のエルサレムでイスラエル版のハロウィーンとも言われる、ユダヤ教の祭りに合わせてアニメのイベントが開かれ、ステージには日本の著名な声優も登場して現地のアニメファンを沸かせました。

中東のエルサレムでは、人々が変装する習慣があるユダヤ教の祭り「プリム」の１２日、アニメの愛好家たちによるイベントが開かれました。

この中で日本大使館の冨田浩司大使も、アニメ「ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ」の主人公、ルフィのコスプレで登場し、「去年はスーツで参加して、恥ずかしい思いをしました。日本のことを、もっと知りたいのであれば、ぜひ日本を訪ねてみてください」と、あいさつして会場を沸かせました。

また、トークショーの中で声優の古川登志夫さんが、アニメ「ドラゴンボールＺ」の登場人物、ピッコロの声で「魔貫光殺砲！」と必殺技を繰り出すと、現地のアニメファンから大きな拍手と歓声が上がりました。

古川さんは「国境や言語を超えた盛り上がりで、日本のアニメーションやサブカルチャーがこれほど評価されていることにびっくりしました。あちこちに行くことで、文化交流のようなことができると思っています」と話していました。