”おはらい”称した女 1mの高さから女児を床に投げつけか
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6年前、前橋市の当時1歳の女の子に暴行を加えて死亡させたとして、自称、コンサルタント業の女が逮捕された事件で、事件当日、女の子が1メートルほどの高さから床に投げつけられるのを部屋に出入りしていた人が見ていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、こうした行為で死亡につながった疑いがあると見て調べています。
この事件は、前橋市駒形町の自称、コンサルタント業、北爪順子容疑者(63)が平成23年、自宅アパートで知人の娘で当時1歳4か月の城田麻雛弥ちゃんに暴行を加えて死亡させたとして、23日に傷害致死の疑いで逮捕されたものです。
警察によりますと、北爪容疑者は、アパートの部屋で体の不調などを「おはらい」で治すと称して活動していたということですが、その後の調べで、事件があった当日、北爪容疑者に抱きかかえられた麻雛弥ちゃんが、1メートルほどの高さから床に投げつけられるのを部屋に出入りしていた人が見ていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
その4日後、麻雛弥ちゃんは頭を強く打ったことによる急性硬膜下血腫で死亡しました。警察は、こうした行為で死亡につながった疑いがあると見て調べています。調べに対し、北爪容疑者は、「あやしている時に頭などをぶつけたかもしれません」と容疑を否認しているということです。
警察によりますと、北爪容疑者は、アパートの部屋で体の不調などを「おはらい」で治すと称して活動していたということですが、その後の調べで、事件があった当日、北爪容疑者に抱きかかえられた麻雛弥ちゃんが、1メートルほどの高さから床に投げつけられるのを部屋に出入りしていた人が見ていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
その4日後、麻雛弥ちゃんは頭を強く打ったことによる急性硬膜下血腫で死亡しました。警察は、こうした行為で死亡につながった疑いがあると見て調べています。調べに対し、北爪容疑者は、「あやしている時に頭などをぶつけたかもしれません」と容疑を否認しているということです。
女児の父「信じていたので止められず」
1歳4か月で亡くなった城田麻雛弥ちゃんの父親は、逮捕された北爪順子容疑者(63)について、「『悪いものがついている』と言って、娘に暴力を振るっていました。当時は信じていたので、止めることができませんでした。今は容疑者に不思議な力はなく、口がうまかったと思います。過ちを償ってほしいです」と話していました。