悪の組織は抜けるのも一苦労
さんざん役立たずであるとディスられたがいざ、退職日の交渉になるとゴールデンウィークまでと抜かしたので一蹴。
こちらの様々な事情と思惑も相まって、3月末までと落ち着いた。
この交渉がドアインザフェイス的な駆け引きでゴールデンウィークまでを提示してきたのであれば私は辞める選択をしなかっただろう。
ボスは自身の要求が通らず、苦虫をかみつぶしたような顔をしていた。
どうやら本気の要求だったらしく、奥様からは非常識との罵りを頂戴した。
法律上は2週間でサヨナラもできる中、ある程度余裕のあるスケジュールを提示した私はモラリストだと自分を信じている。
退職を告げると同時に私は様々な会議への参加権を失った。
参加してないので詳細は不明だが資料を準備する人がいなくなり、必要な数字が提示されなかったそうだ。
会議から客観性が失われたらしい。
残業たくさんしてるヤツががんばってる風土の復活だ。
ちなみに私の代わりは3名+アウトソーシングをするらしい。
私の仕事を3人分+αと評価していただいたことは素直に嬉しかったが、 この規模の組織で非生産部門にいきなり3人突っ込む判断はやはり辞める選択は正解だったとも感じた。
最大の課題であるヘルプデスクはアウトソーシングとするようだ。
心当たりはないかと聞かれ、皮肉を込めてPCデポに頼んだらいいじゃないですか?とお伝え。
するとマジでPCデポに問い合わせようとしたので慌てて止める。
一時のジョークで円満退職を棒に振るところだった。
ボスはニュースとか見ないのだろうか?
日経新聞取ってたはずだが…。
なんにせよ。
辞める身には関係ないこと。
引継は減給されてなければ粛々と進めよう。