不思議ソング「ペンパイナッポーアッポーペン（PPAP）」で大ブレークしたピコ太郎さんが13日（日本時間）、米カリフォルニア州ロサンゼルスの「ステープルズ・センター」で開催され世界最高峰の音楽賞「第59回グラミー賞」授賞式のレッドカーペットに登場。昨年4月に亡くなった米人気ミュージシャンのプリンスさんの幼なじみで、ファンクバンド「ザ・タイム」のボーカル、モーリス・デイさんと対面した。
ピコ太郎さんは「ペンパイナッポーアッポーペンの…」と自己紹介すると、モーリス・デイさんは「ああ、あんたか」と即反応。さらに「あの曲、知ってるよ」と言われ、ピコ太郎さんは感激。「1個だけ言えます。YouTube、スゲー！」と声を上げた。「ザ・タイム」はプリンスさんのトリビュートステージに登場する。
グラミー賞は、音楽業界の“アカデミー賞”ともいわれ、数ある音楽賞の中でも最も権威ある賞として世界が注目する米国の音楽賞。世界の音楽業界で目ざましい業績を上げたクリエーターやアーティストに贈られる賞で、全84部門の中でも「年間最優秀レコード」「年間最優秀アルバム」「年間最優秀楽曲」「最優秀新人賞」の4部門は、最も注目を集める。
今年は、ビヨンセさんが「年間最優秀レコード」「年間最優秀アルバム」「年間最優秀楽曲」など9ノミネートと最多で、最優秀新人賞を除く主要3部門に共にノミネートされたアデルさんとの“一騎打ち”の行方が注目を集めている。
司会を俳優でコメディアンのジェームズ・コーデンさんが担当。「第59回グラミー賞授賞式」の模様はWOWOWプライムで生中継（同時通訳）。字幕版はWOWOWライブできょう午後10時から放送される。