あこがれの存在です
みなさんこんにちは。
節分に恵方巻をまるまる一本、無言で食べる、
という話をはじめて知ったのは、小学校のとき。
大阪出身のアイドル、河合奈保子さんによるものだったと記憶しています。
同じ関西でも、わたしの住んでいた和歌山ではそんな風習はなかったので、
大阪にはすごい風習があるものだな、と思った。
が。
いまや日本中の常識。
年中行事になってる。
おもしろいものだなあと思う。
しかし、河合奈保子さんのようなほんわかアイドルはめっきり少なくなったものだ。
この世のいろんなものは変わる。
栄枯盛衰。
金曜日。
モコ日記です。
ぼくはモコです。
三代目文鳥です。
ぼくは基本的にしかちくさんのまわりにいることが多いです。
しかちくさんの見るパソコンを見て、しかちくさんの見る鏡を見て、しかちくさんのまわりにスタンバイしています。
でもときどき、しかちくさんが忙しくてぼくのことを忘れていることがあります。
そのときはしかちくさんにかまってもらおうとして、しかちくさん登りを実行します。
なぜ、そんなところに登るのか?
と聞かれたら、ぼくはこう答えるでしょう。
なぜなら、そこに顔があるから。
とりぶうさんは、
「しかちゃん、目つつかれる!」
と注意しますが、しかちくさんは平気な顔。
「目つぶってるから大丈夫」
とぼくを邪険に払いのけるようなことはしません。
そういうやさしいところがぼくは大好きです。
とりぶうさんが苦々しい顔で、
「モコ、一回つついたり」
というのとは大違い。
だんだん意地悪ばあさんみたいになってゆくとりぶうさんとは裏腹に、しかちくさんはますます仙人のようにやさしく接してくれます。
ぼくはそんなしかちくさんから学ぶことがいっぱいあるのだけど、なかなか自分のことになると実行できないでいます。
というのも。
ぼくはよくとりぶうさんに、におわれます。
鼻をぎゅーっと背中におしつけられるので、少し迷惑だなあと思います。
だから、ぎゅるぎゅる怒ったり、すぐにどこかに飛んでいったりしてしまい、しかちくさんのようにひたすらじっと泰然自若というわけにはゆきません。
修行が足りないのだなあと思います。
だから、せめてしかちくさんのところにいるときに、とりぶうさんににおわれても、すぐには邪険に扱わないように気をつけています。
できることから一歩ずつです。
いい子にしていたら、ずっとカゴから出しておいてくれるかなあと期待しています。
三代目モコは二代目とは違って、豆苗がそれほど好きではないようです。
ほかの野菜もちぎって与えたりするけど、まるで見向きもしません。
鳥でも男子のほうが野菜嫌いなのかなあ。
それでは~
とりぶう
あしたも、お待ちしております。!