タイトル通りの話です。
8割方は真面目な話なのですが、内容が内容なので、そういう話が苦手な方は代わりにこちらの記事でもご覧ください
1 昔から刀はアレのメタファーにされてきた
フロイトによれば、「長くて尖ったもの」、「体の中に侵入して傷つけるもの」は、陰茎の象徴だそう。
刀もまた、これらの特徴を備えた陰茎の象徴とされているようです。
フロイトにかかると何でも「男根のメタファー」になってしまうので、あまり参考にはならないかもしれませんが、古来より、刀がアレのメタファーとして用いられてきたことは間違いないでしょう。
BL小説の名セリフ「そう…。そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー…」はその一例ですね。
また、vaginaという言葉自体、剣の鞘などの鞘状の構造を意味する言葉に由来するようなので、刀剣が、この「剣の鞘」に納めるもののメタファーに使われるのも頷けます。
2 卍解すると大抵大きくなって強力になる
卍解も色々ですが、全体的に言えば、斬魄刀が巨大になり、強力になる傾向があるといえるでしょう。
いざというときは、大きくなって硬度が増す、というのはアレと一緒なのです。
斬魄刀が大きければ大きいほどすごい、みたいなところも一緒ですね。
(斬魄刀の大きさを調整できる設定により、結局、大きさはあまり意味がなくなりましたが、大きければ良いってものではないのはアレも同じです。)
3 卍解は人にあまり見せない
卍解をしているところを人に見せようとしないキャラクターが複数存在します。
中には、人目につく場所で卍解するものじゃない、と釘を刺される者も。
斬魄刀がアレであるというなら、そのパワーアップした状態をあまり見せないのは自然なことといえるかもしれません。
4 卍解には鍛錬や年月が必要
卍解は、そう簡単にできるものではなく、卍解には「具象化」と「屈服」が必要です。
そのためには、基本的には、鍛錬や年月が必要になってきます。
第二次性徴を経ないとパワーアップ版を使いこなせない、という意味ではアレと同じなのです。
特殊な方法を使えば多少は強制的に発動可能なのも似ています。
5 卍解の長時間の維持は困難
卍解を維持するには莫大な霊力が必要。
そう長時間は卍解してはいられません。
これも、長時間アレを硬くしておけないのと一緒です。
6 斬魄刀には名前がついている
えっ、皆さんアレに名前をつけてないんですか?
村上春樹の「風の歌を聴け」にだって、主人公のアレを「あなたのレーゾン・デートゥル」と呼ぶ女の子が出てくるじゃないですか。
7 斬魄刀の長さを偽るキャラがいる
男性が、アレの長さ・大きさで見栄を張りたがるのは世の常です。
「最大時の斬魄刀の長さ」を偽るキャラがいるのは、斬魄刀がアレのメタファーであることと、見事に符合しているといえるでしょう。
そして、TENGA(株式会社典雅)の調査によれば、日本人の平均サイズは13.56cm。
もしあのセリフが「13cmや」だったら、「平均サイズくらいはあるぞ」という見栄になりますね。
8 斬魄刀を伸縮させて連続で突くキャラがいる
斬魄刀を伸縮させて高速で連続で突く舞踏連刃。
これは明らかに連続ピストン運動を示唆しています。
しかもこれで貫かれると毒によって死に至る。
これは性感染症を表すものですね。
9 主人公の名前
「先(崎)」が「黒」い「イチゴ」。
なんてストレートなネーミングでしょうか。
その主人公が、斬魄刀を振り回して、白いモノを飛ばしたりするのです。
10 解号の持つ意味
「面を上げろ」や「お早う」と言った解号。
ここまで読んできた方には、これで斬魄刀がムクムクと解放されることの意味が分かるでしょう。
その他
・BLEACHの内容を揶揄する言葉「薄めたカルピス」。示唆的な言葉ですね。
・ 二刀一対の斬魄刀はどうなるか?
→「なんと奇遇な!」というやつですね。尸魂界で二刀一対の斬魄刀が珍しいのにも頷けます。
最後に、以上を踏まえた上で、朽木白哉のあのセリフをおさらいしてみましょう。
「そんな矮小な卍解などありはしない」
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