福山市 韓国語教室
「K-ROOM」
鄭景太です。
合成母音
まず、触れておきたいのは「ハングル」という言い方です。「ハングル」を韓国語で表記すると「한글」と書きますが、日本ではこの単語が一般的に「韓国語」の意味として使われたりすることがあります。例えば、「ハングル語」のような使われ方です。しかし、この「한글」というのは「韓国語」という意味はなく、基本的に「韓国語の文字」を指していう単語です。なのでみなさんも「韓国語の文字」を指して言いたい時は「한글」(ハングl)、言語を指して言いたい時は「한국어」(ハングゴ)または「한국말」(ハングンマl)と言うようにしましょう。
さて、その「한글」の文字ですが、「子音」と「母音」の組み合わせによって表記されています。例えば、
子音「ㄱ」(k)+母音「ㅏ」(a)→「가」(ka)
ローマ字の感覚で読めば読みやすいです。
基礎となる母音が10コありますが、その基本の母音が合成されてできている「合成母音」の読み方のポイントを今回は見ていきたいと思います。
ㅐ,ㅔ,ㅖ,ㅒ
まずはこちらの4つの母音ですが、文字は4つですが実際の発音は2つになります。
「ㅐ」と「ㅔ」は同じく「e」で覚えましょう。
「ㅖ」と「ㅒ」は同じく「ye」で覚えましょう。
「애기」
(エギ)
「赤ちゃん」
「에어컨」
(エオコン)
「エアコン」
「옛날」
(イェンナl)
「昔」
「얘기」
(イェギ)
「昔」
なお、ポイントとしてはこの4つの母音は無音の子音「ㅇ」と組み合わさったときには「e」と「ye」で区別して読めますが、他の子音が組み合わさったときはすべて「e」として読んでしまって構いません。
例えば、
「개」(ke)「犬」という単語と「계속」(kyesokk)「ずっと、続けて」という単語ですが、実際に発音する時に「ke」と「kye」という発音を確実に区別することは難しく、簡単に覚えたほうが良いので、同じく「ke」くらいで考えるようにしましょう。
なので、「개」(ケ)、「계속」(ケソッk)のように読みましょう。
「게다가」
(ケダガ)
「その上、さらに、おまけに」
「계산기」
(ケサンギ)
「計算機」(電卓)
「개발」
(ケバl)
「開発」
「걔」
(ケ)
「その子」
「계란」
(ケラン)
「卵」(鶏卵)
そもそも母音の「ㅖ」と「ㅒ」はいろんな子音と組み合わさった単語があまり存在しません。基本的には「ㄱ」はどの母音とも組み合わさった単語が存在しますが、他の子音はあまりなく、「ㅖ」という母音とは「ㅎ」の子音が組み合わさった「혜」(へ)という文字が使われている単語が少しある程度です。この「혜」という文字は漢字の「恵」の韓国読みになりますので、この「恵」という漢字が使われている単語であれば見ることがありますし、韓国人の女性の名前にもよく使われています。
次回以降、残りの母音「ㅘ, ㅙ, ㅚ, ㅝ, ㅟ, ㅞ, ㅢ」についても触れていきたいと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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