今週のお題「恋バナ」
とりあえず
はてなさんからの『今週のお題』は
書けそうなら極力書いてみるスタンスでございます。
『恋バナ』だってよ
( :D)┸┓
語れる程あまり経験値高くないんだよなぁ。
…とりあえず、
私とダンナのお話でもしますかね。
(私唯一の恋愛経験→ダンナとの話)
まとめる力が無いので
かなり長話になります(笑)
おヒマな方だけ読んで下さい(^^;)
(私とダンナは、古めなオタクですので、いわゆるオタク要素満載な単語とエピソードが多めでございます。
苦手な方はご注意下さい(^^;))
もし何でしたら
昨日のラクガキエントリーでもどうぞ↓
yourin-chi.hatenablog.com
◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇
私は、小さい頃から厨二病を拗らせながら、進むべくしてオタクの道までやってきました(笑)
小学生の頃は見れるアニメは全部見てたし、(セーラームーンとレイアース大好き。マクロス7最高。ガンダムは、田舎で見れなかったから、母にお願いしてビデオ屋さんにレンタルして見せてもらってた。)
保育園から小学生低学年までなんて、
普通に『いつかペンダント(買ってもらったおもちゃ)が光って、魔法少女に選ばれるんだ』とか普通に思ってましたからね(^^;)
地元の同人誌即売会には
中学2年からデビュー。
以来、子供が出来るまで、
ほぼ欠かさず、毎月山陰地方中心で、どこかしらの同人誌即売会に直参(サークルとして参加)で出ていました。
あの頃は今と違って、手書きのやり取りが普通で、文通とかイラ交(イラスト交換文通)が全盛期だったんですよね…
高校を卒業して
私の地元の同人してた友人は、
ほぼ県外に進学してしまいました。
私は地元で就職するしか道は無く…
まわりにすぐ話ができる友人がいなくなり…
心の拠り所として、
どんどん同人活動にのめり込んで行きました。
この頃働いていた職場が縫製工場。
高校卒業後すぐに就職したこの工場が、一応、私の中で一番長く働いた場所でしたね。
縫製工場でスキルが上がり、
自分で衣装を作ってコスプレする事も増えました。
…このコスプレが一つの重要要素。
してなかったら、ダンナとは一生、面と出会わなかったかも。
当時はRPGゲームで同人活動してたので、ゲームのキャラクターのコスプレしてた時。
拙い衣装なのに有難い事に、『写真を撮らせて下さい』というカメコさん(レイヤーさんの写真を撮ってる方)に出会いまして、撮って頂けたんです。
『サイトにアップしても良いですか?』と名刺を渡されまして。
初めてだったので『OKです!d(≧▽≦*)』と二つ返事(笑)若いなー(^^;)
後日、そのサイトに行って一応確認しておくかと、改めて貰った名刺をマジマジ見ましてね。
その名刺に、
『出雲でTRPGの定例会もしてるよ!』
って書いてありまして。
私、兄貴の影響で中学の時TRPG(テーブルトークRPG)を一度だけした事があり(兄と兄の友人と弟と)、以来、あの楽しさが忘れられなくて、リプレイ本(プレイ風景を小説化したもの)やTRPG雑誌『コンプRPG』を買い続けてましてね。
ちょwww
これ何年越しの邂逅?!
(*゚▽゚*)パァァァァ
この機を逃してなるものか
(✧_✧)
(ずっとセッションしてみたかったので、さりげなく地元の定例会情報は探してた)
社会人の今なら出雲くらい楽勝!
1人で同人誌即売会に出る為に
広島、岡山、関西までは電車で行ってるし俺!
そのサイトで定例会の次回開催を速攻で調べ、参加したのであります。
…そこにいた1人が、ダンナ。
初回参加は違う卓(TRPGは4〜6人くらいまでしか遊びにくいので、大抵定例会では何卓かに分かれて遊びます)だったのであまり話はしませんでしたが、
その時、
『傘を会場に忘れて帰る』という
何だそのダサいシンデレラ(ー ー;)
な事をしましてね。(笑)
県外からひょっこり来た、
誰の知り合いでも無い、謎の女性
(TRPGをする女性、男性に比べて少ないんです)
…という事で
定例会の主催者グループの面々に色んな意味で印象付けられ(笑)
次回参加した時に傘も無事私の元に帰してくれまして。(次来るか分からないのにきちんと保管しててくれたんです。)
無事、このTRPG定例会は
私の中でもう一つの心の拠り所になりました。
ダンナは
仲間内で『ミスター・ヒロイン』(男なのに女キャラクターでプレイするのが上手い人間に与えられる、仲間内の面々が作った称号。笑)の名を欲しいままにしていて(^^;)
私は
元々演劇部で少年役ばかりしていたのもあり、女キャラクターするより少年キャラクターをする方が得意で。(ダンナに言わすと『ミス・ヒーロー』笑。)
何度か同じ卓で遊ぶ内、自ずと仲良くなりました。
転機はその約1年後、だったかな。
ダンナがその年の春先から
急に定例会に出てこなくなりまして。
その頃の私は、春先から勤めている工場で部署異動を急にされて、数ヶ月間色々な部署をたらい回しにされ、いつの間にやら拒食症になりそうな程まで追い込まれている時期で…(程度としては、ほぼ口にできるのは1日おにぎり1個程度、何も食べられない日が3日続いた事も何度か有り…。会社で食べられなくなったのをバレたくなくて、お昼時間は家に毎日帰ってた。ご飯の時間が合わない家庭だったので、半拒食は親にはバレてませんでした。)
この頃、私の家は家庭崩壊もいいところだったし、
相談できる友達もそばにいない状況。
同人誌即売会やTRPG定例会が
私には、本当に生きる為の綱、というか
本気で『○月△日にはイベントがあるから、それまではがんばろう』と思って過ごしていました。
同人誌即売会やTRPG定例会には
話の合う人がたくさん居たから、本当に本当に楽しみで。
あの人が最近来てない…(´๐_๐)
私もダンナの事を気になり始めていたんでしょうね。
来なくなった事が本当に寂しくて。
TRPG定例会で仲良くなったダンナの友人達に『あの人は?』と聞いても
『最近仕事が忙しいみたいだよ』と…
まぁ私はまだ定例会で会うだけの友達でしたので、情報はそこまででした。
その年の夏。
私が地元の同人誌即売会に出ていた時。
地元に里帰り中だった私の友人(先日ブログで紹介した双子ちゃんママになった子)が、私の状態を心配して、売り子手伝いがてら会いに来てくれて、お弁当まで作ってくれて
それだけで舞い上がってた、あの日。
ダンナがひょっこり、
TRPGの仲間達とやって来ました。
いつもは島根のイベントの時にしか現れません。
『ちょっとみんなで来てみました(´>∀<`)ゝ』
久しぶりに会ったので
とにかく嬉しかった記憶があります。
しかも、
島根からみんなでわざわざ私なんぞに会いに来てくれたとか
あの時の私の状態からして
もう泣くしかないでしょう(;_;)
(実際、会場のトイレで泣いたし。笑)
丁度、松江で夏まつりのある日でした。
イベントが終わってから
相方さんも一緒に、
みんなで行きませんか?と誘ってもらい、行く事になりました。
(ダンナに後から聞いた話、『あの時、相方さんもいなかったら、恥ずかしくて誘えなかった』とか言ってましたね(^^;))
久しぶりだったので
ダンナとも色々話しました。
その時、初めてメアド交換。
…基本その日は相方と一緒に居ましたけどね(笑)←相方とも久しぶりだったから
ダンナとはその日から
毎日メールのやり取りをする様になりました。
飼い犬の犬種が同じで共に犬派だったり、
古めのファンタジー漫画を探しては古本屋に行きまくるくらい、共にファンタジー漫画好きだったり、
フォーチュンクエスト好き仲間だったり、
セーラームーンにめちゃくちゃハマってた同士だったり(但し、私とダンナは11歳差。私が小学生の頃、すでにダンナは立派なアニオタだったという。笑)
…驚くくらいに趣味が合う。
ひと月程経った夏の終わり。
ダンナが
『明後日、仕事でそちらに行くので、晩御飯どうですか?』
とメールをくれました。
純粋に友達とご飯食べに行くくらいの感覚だったので、私は二つ返事でOKをしました。(デートだなんて丸っ切り思ってなかったくらい(^^;))
人前になります。
でも、まともなご飯はとても食べられない状態の私。
『オススメの所とか行きたい所で良いですよ。僕は、そちらの方の食べるお店、よく知らないので(^^;)』
そう言ってくれたので
失礼ながら、ショッピングモールの中のマクドナルドにて待ち合わせしました。
私が頼んだのはフィッシュバーガー1つ。
喋りながらも相成り、半分しか食べられない。
ダンナもそれを見て『ん?』とは思ったそうですが、『…まぁ今時のお嬢さんだからかな?』とその時は突っ込まなかったみたいです。
田舎はお店が閉まるのが早くて
喋っているうちに
あっと言う間にショッピングモールの閉店時間。
私も嫁入り前の娘だったんで、門限というものがあり(夜10時)迷いましたが、もう少しお喋りしたい…
かつ、ダンナが何やらどうしようかな…みたいな顔をして、
『…まだ時間ありますか?良かったらもう少し話しましょう。僕、店知らないけど…』
と聞いてきたので、
意を決して
『2時間くらいなら何とか…。行った事はないけど、ここのすぐそばに、深夜までやってるファミレスならありますよ』
と伝えました。
門限は破る事になるけど、どうせ家に飛んで帰っても誰も居ません。
各々の車を移動がてら、2人で向かいました。
そのファミレスで頼んだのは
私は(これなら基本飲むだけだからと頼んだ)コーラフロート。
ダンナはケーキセット(甘い物好き)。
座った場所まで覚えていますが
もうその場所は潰れて無くなってしまいました。
それでも私には思い出の場所。
他愛ない雑談とかして、
私の言った2時間になろうとした頃
そわそわしだしたダンナが
意を決して言いました。
『もし良かったら、僕と付き合って下さい。』
…驚いた事には驚きました。
もう脳内パニックですよ。
ていうか、よもや自分が告られるとか
何だコレ⁈⁈ドッキリ⁉︎
頭の中で瞬時に色々考えました。
(確かに私もこの人が好きなんだと思う。いやしかし、私の好きが、この人が私に対する好きのレベルと、多分まだ同じじゃないと思う…。私、このままこの人と付き合ったら、この人に失礼じゃないか?しかし、好きは好きだし…!今これ逃したら確実に誰とも一生付き合わないぞ、私…うーんうーんうーんうーんうーんうーんうーん…←告れないタイプ)
ダンナに聞くと『即答だった』そうなんですが(笑)
もう当たって砕けろで答えました。
『はい、私も実は好きでした。よろしくお願いします!』
これでお付き合いスタートした訳です(^^;)
* * * * *
さて。
ここに、
後からダンナから聞いた話を足しますね。
…実はこの年の春。
ダンナが定例会に来なくなった原因…、
それは、
ダンナのお父さんが突然亡くなった事でした。
yourin-chi.hatenablog.com
お父さんを突然亡くし、
長男の自分はいきなり家督を継いだわけで、
加えて起業していたお父さんの仕事の後片付けやらに追われ、
かつ、お父さんが亡くなった事で、お母さん(義母ですね)が本当に廃人寸前にまで落ち込んでしまい、
とにかく、残された家族で何とか支え合って頑張っていたそうです。
(この時のダンナの歳が、今の私と同じ歳の頃の話なので、本当に壮絶だっただろうなと思っています。)
…2月ほど経って、ようやくダンナが
とりあえずひと息ついた頃。
…ふらっと
出雲大社に行ったんですって。
出雲大社は縁結びの神様。
『誰かいい人が居ませんか』
そう、お願いしに行ったんだそうで。
実は、今まで付き合った子があまり良い子ではなかったらしく(お金にルーズでおねだり魔、束縛癖、浮気癖…どんだけ見る目無いの…(^^;))
それで懲りて、
何年もそういうのを避けていて。
お父さんが生前何度も
結婚はまだか
孫の顔が見たい
そう言っていたのが本当に悔やまれて…。
まさに神頼みをしたんだそう。
…その日の夜。
私が
ダンナの夢に出てきたんだって。
ダンナ的に、元々私の事が気にはなっていたらしいんですが(^^;)、
こりゃあもう、
『神の啓示』に違いない。
そう確信して…
私の地元のイベントに来たのも、
ダンナが
私に会ってメアド交換する為に
友人巻き込んで実は来たんだ
とか
仕事で来るから一緒にご飯どう?も
実は仕事でじゃなく、
純粋に告白する為だけに
出雲から2時間かけて来てくれてたらしく…(^^;)
もう少し早くお互い動いていれば
ダンナのお父さんにも会えてたのかなぁ
とか
色々考えてしまいます。
なので
運命とか縁とか
どこでどうやって
どんな風に繋がるか
本当に分かんねーなーと思う訳で…。
◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇
ダンナと付き合い始めた事で
私の身の周りも色々変わりました。
ダンナが片道2時間かけて
仕事終わりに週に3度は会いに来てくれるようになり
私の半拒食もどんどん改善していきました。(ダンナが食べるのを見張るようになったので(笑))
私自身も
ダンナの説得で仕事を辞める勇気も出来て退職して…
それから結婚に至り出産までの間、
CD屋だったり本屋だったり
好きな仕事に就く事が出来ました。
(時代の移り変わりの所為で、どこも潰れてしまいましたが…(T ^ T))
そんな訳で
私の中で
ダンナは命の恩人でも有ります。
…とは言え、
もちろん、喧嘩だってしますよ。
だってダンナに
結婚前に言われましたから。
『イエスマンは俺は要らないから』
要は
何でもハイハイただただ言う事聞くんじゃなくて、
間違ってる事なら
ちゃんとノーと言ってくれる奴じゃないと嫁には出来ない
って事。
…そんな訳で遠慮なく言います(笑)
言う程じゃ無ければメンドくさいから言わないけどね…
喧嘩メンドくさいもん(^^;)
ダンナとの結婚は
私の実家の、長年にわたる問題にも終止符を打つきっかけにもなりました。
(私の両親の離婚。私が結婚した事で、夫婦とは何ぞやと私自身思えるようになり、改めて本気で離婚した方が良いと説得する事が出来ました。)
そう思うと、
私の人生の中で
ダンナの存在の重要度、
凄い割合占めてるなぁ(笑)
しかし長々
ここまでありがとうございました(^^;)
書いてたら端折れませんでした(笑)
そんな訳で
出雲大社は
やっぱり縁結びの神様です。
みんな縁を結びに遊びに来てね
(´>ω∂`)☆
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