大村治郎
2017年1月19日10時34分
京都・鞍馬(くらま)にある巨大な天狗(てんぐ)像の鼻が、雪の重みで根元から折れた。「天狗の本拠地」の鞍馬寺近く、叡山電鉄鞍馬駅前(京都市左京区)で、長さ2・8メートルの鼻を誇っていた。
1994年の平安建都1200年を記念して作られた発泡スチロール製。2002年から駅前に置かれ、観光客らの写真スポットとなっていた。京都市内では今月14日夜から雪が降り始めた。叡山電鉄によると正確な時間は不明だが、17日朝には折れていたという。
「天狗さんは地元のシンボル。でも少し鼻が高すぎたのかな」。門前町の人たちは、早期復活を願っている。(大村治郎)
トップニュース
新着ニュース
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部