任天堂は19日、スマートフォン(スマホ)ゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」を2月2日から配信開始すると発表した。同社のスマホゲーム第3弾で、初めて「ガチャ(有料の電子くじ引き)」型の課金システムを採用した。ダウンロードは無料。現時点で日本やアメリカなど39カ国での配信が予定されている。
「ヒーローズ」は人気シリーズ「ファイアーエムブレム」のスマホ向け新作シミュレーションRPG。米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」と米アップルの基本ソフト「iOS」向けに配信する。
ゲーム内のキャラクターは「オーブ」と呼ばれるアイテムを使うことでランダムに「召喚」して、仲間に加えることができる。オーブはゲーム内で入手できるほか、課金して購入もできる。
召喚を繰り返すと出現率の低いキャラクターが入手しやすくなるなど、課金額の増えすぎを抑える要素を盛り込んだという。また未成年の場合、課金の上限は月額1万2千円に設定する。
任天堂は3月末までにスマホ版「どうぶつの森」の配信も予定している。