読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

たぱぞうの米国株投資

おどろくほどかんたんな米国株投資で人生の選択肢を増やす!

Tapa's U.S. Stocks Investment

In the middle of difficulty lies opportunity
よろしければ応援クリックお願いします
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ

follow us in feedly

メットライフ(MET)は世界3位の生命保険会社

高配当の個別株 高配当の個別株-米国株
スポンサーリンク

メットライフ(MET)は世界3位、全米売上1位の保険会社

 フランスのアクサ生命、ドイツのアリアンツ生命、アメリカのメットライフ生命が世界3大生命保険会社です。日本最大はかんぽ生命です。世界3位のメットライフ生命は、およそ60か国で9000万人超の顧客を抱えます。

 

 創業は古く、1868年です。大政奉還の一年後です。それより母体は1863年より南北戦争での傷病保険などを扱っていた、ナショナルユニオン生命です。日本での営業は1954年(昭和29年)から開始しています。

 

 長く相互会社で上場はしていませんでした。2000年から株式会社になり、2000年から2007年まで右肩上がりで株価は上昇を続けました。しかし、リーマンショック以後は金融業界の規制もあって、現在株価は落ち着いています。

 

 2005年にシティグループの生命保険部門を120億ドルで買収しました。その後、2010年にアリコ生命をアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)から155億ドルで買収し、規模を大きくしています。なお、このアリコの買収で収益の2割を日本から稼ぐ形になりました。

 

 AIGはアメリカ史上最悪と言われる決算を2008年に記録しています。992億9000万ドル、10兆円を超える規模の赤字でした。株価が1ドルを割るなど、経営危機のどん底だったと言って良いでしょう。

 

 ちなみにAIGはリーマンショックに見舞われる前はダウ30種に採用され、AAAの格付けを得ていたアメリカを代表する優良企業でした。

f:id:tapazou:20170114101609p:plain

※画像はメットライフのサイトから

メットライフ(MET)のチャートと配当

f:id:tapazou:20170114100629p:plain

※画像はGoogleファイナンスから


2006年11月 株価57ドル 配当0.59ドル(年間配当)
2017年1 月 株価54ドル 配当1.6ドル(四半期0.4ドル)

 

 株価成長はほとんどありません。リーマンショック時には10ドル前半まで落ちています。およそ六分の一まで下がったことになります。金融機関は○○ショックに脆弱ですが、保険会社も例外ではありません。ただ、投資銀行などと比べると下げは小さいです。

 

 配当は2012年まで年間1回でした。2013年以降、他の米国株のように四半期配当になっています。配当はほぼ2.5倍になっています。金融機関にも関わらず、リーマンショックでも減配しませんでした。

 

 困難な時代であった2008年から2013年まで0.74ドル配当を続けたことは評価されてよいでしょう。配当利回りは3%から3.5%ぐらいのレンジです。

メットライフ(MET)の基礎データ

ティッカー:MET
本社:アメリカ・ニューヨーク
来期予想PER:16倍
PBR:0.9倍
ROE:7.3%
ROA:0.6%
EPS:3.26ドル
配当:2.95ドル
上場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)

 

 リーマンショック以後、金融株は割安におかれています。メットライフも例外ではありません。PBRの1倍割れというのは米国株では珍しいです。トランプ氏の当選以後で大きく株価を上げてきましたが、今後の政策と株価に注目です。

 

関連記事です。メットライフは時価総額3位です。

www.americakabu.com

 金融関連です。

www.americakabu.com

www.americakabu.com