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キモイ奴の名刺は、シュレッダーにかけなさい!

2017年1月19日(木)

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nikkeiBPnetの人気コラム「職場を生き抜け!」は2017年1月から、日経ビジネスオンラインで掲載することになりました。これからもよろしくお願いします。過去の記事はこちらからご覧ください。

「うちの会社は、労使が難しい関係でして…」

 キモイ奴の名刺をシュレッダーで処分する。このことがいかに大切であるかー。今回は、私の経験をもとに考えます。

 まず、一例を挙げましょう。私は昨年、精神を破壊させられそうになりました。ある出版社の男性編集者と組んで、連載を数か月にわたり書いたのです。編集者が時間や予算、それぞれの記事の内容などについて一定のコントロールをします。書き手である私に助言などを機会あるごとにするのです。

 ここまでは多くの出版社で見られることであり、問題はありません。精神破壊の作用が働くのは、ここからです。結論から言えば、編集者の話すこと、メールで書くことのほとんどが信用できなくなったのです。

 例えば、労働組合の役員を取材し、記事として掲載したところ、メールを送ってきます。「部内で、この記事は左翼的という声がある。今後は、経営サイドの記事にしてほしい」。

 ところが、ほかの連載には労働組合の役員が登場しています。編集者に質問をすると、メールで回答がありました。「うちの会社は、労働組合と経営陣が難しい関係でして…」とあります。なぜか、電話では説明をしないのです。

 記事の内容と、会社の労使関係が何の関係があるのか、意味がつかめません。どうにも理解ができないので、この出版社の退職者数人に電話で確認すると、こう話していました。「労働組合は、はるか前に御用組合化している。役員らと関係が悪いなんてありえない」。

 どちらの言い分が、事実関係として正しいかは断言できないものがあります。ですが、少なくとも私からすると、釈然としない思いが残りました。

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  • 職場を生き抜け!

    2017年1月19日

    キモイ奴の名刺は、シュレッダーにかけなさい!

一覧

「キモイ奴の名刺は、シュレッダーにかけなさい!」の著者

吉田 典史

吉田 典史(よしだ・のりふみ)

ジャーナリスト・記者・ライター

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006年以降、フリーランスに。特に人事・労務の観点から企業を取材し、記事や本を書く。一方で、事件・事故など社会分野の取材を続ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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