メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

開発「従来通りに」日本優先せず、露高官が言及

歯舞群島の秋勇留島、勇留島、志発島、水晶島、多楽島。右下は納沙布岬=本社機「希望」から徳野仁子撮影

 【モスクワ杉尾直哉】ロシア極東発展省のクルチコフ次官は17日、北方領土を含む千島列島の開発について「2015年に露政府が決定した通りに進める」と述べ、あくまでロシア領として北方領土でのインフラ整備などを今後も進めていく考えを示した。

 毎日新聞など一部メディアの取材に答えた。ロシア企業や諸外国の企業による北方領土への進出を促すために「平等な環境作りをする」とも述べ、日本企業を優先しない考えを示した。

 プーチン大統領は昨年12月の訪日の際、安倍晋三首相と日露による北方領土の「共同経済活動」について協議を始めることで合意した。

 これについてクルチコフ次官は「協議は両国外務省間で行われている。我々(極東発展省)はクリル(千島)開発を続ける。水産養殖事業や地下資源開発、流通・社会インフラ整備を進めており、民間の投資も募っている」と述べた。

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 山形県立高 女性教諭…実は教員免許状なし教壇32年間
  2. 茨城・県立高 教諭がバールで生徒殴る…笑われ立腹
  3. 千葉県 37歳女性職員、病気休職中に風俗店勤務で処分
  4. 徳島県教委 修学旅行中に風俗利用 男性教諭を懲戒免職
  5. 文科省天下り あっせん数十件か 元局長、在職中求職

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]