講談社編集次長の妻 周囲に子育てめぐるトラブルを相談

講談社編集次長の妻 周囲に子育てめぐるトラブルを相談
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出版大手の講談社の編集次長が東京・文京区の自宅で妻を殺害したとして逮捕された事件で、妻は3年ほど前、区に対し、「育児について夫婦の意見が合わない」などと相談していたほか、事件の前にも知人に同じような悩みを話していたことが、警視庁への取材でわかりました。警視庁は、夫婦の間に以前からあった子育てをめぐるトラブルが事件につながったと見て調べています。調べに対し、編集次長は黙秘しているということです。
出版大手の講談社で人気漫画雑誌の編集次長を務める朴鐘顕容疑者(41)は、去年8月、東京・文京区の自宅で妻の佳※ナ子さん(38)の首を圧迫して殺害したとして、殺人の疑いで警視庁に逮捕されました。

これまでの調べで、事件の直前、夫婦の間で子育ての不満をメールなどでやり取りしていたということですが、妻は、3年ほど前、文京区の子育ての相談窓口で「育児について夫婦の意見が合わない」などと相談していたことが、警視庁への取材でわかりました。

また、事件の前にも、親しい知人に対し、「育児をめぐって夫から暴力的なことをされた」などと話していたということです。
警視庁は、夫婦の間に以前からあった子育てをめぐるトラブルが事件につながったと見て調べています。

警視庁によりますと、調べに対し、朴容疑者は黙秘しているということです。

※「ナ」は「菜」の草冠の下が「爪」、その下が「木」です。