昼間に除夜の鐘つく寺 にぎわう 群馬 桐生

昼間に除夜の鐘つく寺 にぎわう 群馬 桐生
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群馬県桐生市の寺では高齢者や子どもたちが参加しやすいように、去年(27年)から大みそかの昼間に除夜の鐘をつくことにしていて、31日も午前中からたくさんの人でにぎわっています。
群馬県桐生市の宝徳寺では高齢者や子どもたちが夜に外出するのが大変なことから、去年の大みそかから昼間に除夜の鐘をつくことにしています。ことしは去年より1時間早い午前10時から鐘をつくことができ、訪れた人たちはかわるがわる鐘をつき、鐘の音を響き渡らせていました。

桐生市の81歳の女性は「夜に来るのは大変なので、昼間に鐘をつくことができて助かります。来年も健康でいい年にしたいです」と話していました。

寺の住職の金子英宗さん(50)は「少子高齢化の今の時代に高齢者や子どもも参加しやすいようにと思って始めました。ことし最後の日は、皆さんで楽しく過ごして、新年を迎えていただきたいです」と話していました。この寺では31日午後4時まで鐘をつくことができます。