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どこにもいけない

毎日のつらいこととかを吐きだしています。呼吸。

ピピピピピの爽やかな日記帳から、目が離せない

pipipipipi-www.hatenablog.com

この人の日記。この人の生き方。この人の人生。この人の考え方。



この人は、一般の社会で、普通の人の考え方によると、クズとか、ごくつぶしとか、そういう部類に入れられるのだろうと思う。うまくいかなかったり、失敗したり自分が受け入れられなかったりすることを他人のせいにして、自己弁護ばかりしている。周りの人のいう事や忠告、責任の追及、他人に嫌われるということを、相手の能力のなさや無能さ、頭の悪さということにして、自分の責任や原因を無視して話す。自分のそういう生き方を一片も恥じいることはないし、それをよしとしていて、自分のたまたま恵まれている境遇から、それ以外の人間を見下している。そして自分がダメ人間なのも、そういう人間であるということも、周りの環境のせいにしている。



この人は一切に責任をとらない。自分に関わる一切のことについて、自分自身のせいではないとして、人生を生きている。



この人の友人や、リアルで関わっている人間は、たまったものではないと思う。



でも。



それでも。



自分はこの人の生き方から目が離せない。この人はこれからもこのようにして生き続けるだろう。そして、自分から死ぬようなことは決してないだろう。それは、とても、重要なことだ。



自分は、うまく行かないことを、全部自分のせいにしてきた。失敗したり、うまく行かなかったり、周りの人間に嫌われたり、無視されたり、そういうことがある度に自分を責めて、そして自分を削っていった。削っていくたびに、自分の中から自信とかそれに伴う人間的な能力や人間性というものがどんどんなくなっていった。そういうことを繰り返していって最終的にどうなったかというと、からっぽで何もない自分が残っているだけだった。



自分からしたいことが何もない、ただ、ただ生きているだけの存在。誰にも迷惑をかけないようにと、最低限のこと以外は引きこもって、誰か友人を作ることも、新しいことをはじめることも、何かを望むこともない、そういう生き方をするようになってしまった。



これでよかったのか、分からない。ただ、そういう風にしか自分はいきれなかったし、結果、こうなっている。



だから、自分は、ピピピピピ (id:buzama-www_pipipipipi) さんと、その日記、その人生から目が離せない。もしかしたら、自分もこんな風に生きていたら良かったのかもしれないし、ピピピピピ (id:buzama-www_pipipipipi) さんの生き方は、正しいのかもしれないと思っている。自分と、ピピピピピ (id:buzama-www_pipipipipi) さんの間の生き方もあるのかもしれないけれどもちょうどいいところなんてわからない。その間なんてないのかもしれない。



ピピピピピ (id:buzama-www_pipipipipi) さんのこれからの人生がどうなるのか、だからとても気になる。どうか、うまく、行って、そして、そういう生き方も、世の中にはあるということを僕に見せてほしい。



精神と物質―意識と科学的世界像をめぐる考察

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