前回玄関の大掃除に続き今回はキッチン周りの大掃除をしました。特に換気扇は油汚れの巣窟となっています。始める前からうんざりした気持ちでしたが意を決して掃除することとしました。
換気扇うんざり
我が家の換気扇は「レンジフードタイプ」です。3枚の金属製のフィルターを外しますとカタツムリのような形をしたファンがあります。ネジをはずすと円柱形のギザギザしたファンが外れます。
とにかく油が凄い。触るとベトベトします。右手でスマホを持って撮影しているのですが右手でネジを回したため粘着がスマホに付着いちゃいました(泣)ゴム手袋とか必要だったかもしれません。外したフィルターとファンは重曹(分量はテキトーです)を入れたお湯の中に浸け置きします。(30分程度)油がプカプカ浮いてます…
重曹は油と混ざることによって「親水性」と「親油性」を併せ持った石けんに変化します。つまり、油によって油汚れを浮かして取り除く性質があるのです。
さらに、油汚れは「酸性」の性質を持っています。アルカリ性の性質のある重曹が、中和しながら「換気扇」「コンロ」「お皿」など油汚れを取り除くことのです。
30分後重曹水から引き上げると付着した油が浮きだしています。100均で買ったブラシで目地を擦っていきます。この時食器洗剤を使用しています。フィルターの目地の油はなんとが除去できましたがファンのほうはブラシでは落としきれないのでスポンジで一本一本丹念に落としていきます。この時点で腰がかなり痛くなってきてます。
上の画像では油汚れの浮き上がりで白くなって現れたものと、ブラシで擦って落ちたものを比較して撮りました。ちょっと見にくいかなぁ…
一通りこすったら最後に食洗機にぶち込みます。ここで60分洗浄することでベトつきがかなり落とせます。併せて乾燥もして元に戻します。
キレイになりました。ベトつきはかなり落ちてます。
(注)未洗浄のまま食洗機に入れると食洗機内が油カスで汚れます。
続いてキッチン周り
ここでは主に拭き掃除をしていきます。お湯にセスキ炭酸ソーダを入れ(分量テキトー)清潔な雑巾で油ハネをしている壁やコンロを拭いていきます。他にも換気扇フードや内部、収納棚の扉や電子レンジも拭けちゃいます。もう腰が限界に近づいています。
セスキ炭酸ソーダはとても使いやすいアルカリ剤です。重曹に比べて水に溶けやすく、また、アルカリの強さがほどほどなので、洗浄力があるのに手荒れの心配が少ないのも高ポイントです。変質しにくいので常温で長期間保存もできます。そして重曹と同じく無機物なので、環境中に放出されても生分解の必要はなく、有機物である界面活性剤よりも環境に負担をかけにくいのです。
ヤカンにはメラスポ
油汚れでくすんだヤカンをメラミンスポンジでやっつけます。
メラミンスポンジはほぼ全ての環境面に使用できますが人体に使用するのはNGです。そしてここで腰が辛くなったのでやめました…最後にスマホを拭いて終わりです。
まとめ
前回掃除したのは半年前でしたが今回も汚れは相当なものでした。こまめに掃除したいところですが、なかなか億劫でもあるので大掃除の時期となってしまいます。重曹に浸漬することで汚れが落ちやすくなるので是非おすすめです。
ここもかなりの難所…また今度やろ…この形状非常に掃除がしにくい。中に付いた油汚れ取れないし。
ご視聴ありがとうございました。