逃げたニホンライチョウ 1羽見つからず 長野
長野県大町市の博物館で人工飼育されている国の特別天然記念物のニホンライチョウ2羽が逃げ出し、このうち、まだ見つかっていない1羽の捜索が11日も行われましたが、日没までに見つかりませんでした。捜索は12日も続けられます。
大町市にある大町山岳博物館では、近い将来絶滅の危険性が高いと指摘されている国の特別天然記念物のニホンライチョウ4羽を環境省などと連携して人工飼育していますが、10日、オスとメス合わせて2羽が飼育小屋から逃げ、オスは見つかったもののメスが見つかっていません。
11日は朝6時半ころから博物館や市の職員など100人以上の態勢で捜索を行いましたが、日没までにライチョウは見つかりませんでした。
逃げているのはことし生まれたメスで、この時期は親から独立し、生まれた場所を離れる習性があるということです。
全身白で、ハトよりも少し大きく、左足には青いリングがついているということです。
博物館などでは、見つけた場合は無理に捕まえず、博物館まで連絡するよう呼びかけるとともに、12日も捜索を続けることにしています。
大町山岳博物館の鳥羽章人館長は「ライチョウらしき白い鳥を目撃した場合は、ぜひ情報提供をお願いしたい」と話しています。
11日は朝6時半ころから博物館や市の職員など100人以上の態勢で捜索を行いましたが、日没までにライチョウは見つかりませんでした。
逃げているのはことし生まれたメスで、この時期は親から独立し、生まれた場所を離れる習性があるということです。
全身白で、ハトよりも少し大きく、左足には青いリングがついているということです。
博物館などでは、見つけた場合は無理に捕まえず、博物館まで連絡するよう呼びかけるとともに、12日も捜索を続けることにしています。
大町山岳博物館の鳥羽章人館長は「ライチョウらしき白い鳥を目撃した場合は、ぜひ情報提供をお願いしたい」と話しています。