ロシア領内に隕石が落下!暗い夜空を異様なまでに明るく照らし出す

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YouTube/RT на русском

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今週の火曜日、ロシア領内に隕石が落下し、一瞬だけ真昼のような明るさになったとして話題になっている。

爆音を轟かせ飛んでいく

その隕石が目撃されたのは、ロシア南部に位置するハカス共和国。12月6日の夜、まばゆい光を発する物体が上空を通過し、あたりが異様な明るさに包まれたという。

しかもその隕石は長い尾を引き、爆音を轟かせながら飛んで行ったそうだ。

その様子は道路を走行中の車や、子供たちが遊ぶスケートリンクなど、さまざまな場所で目撃されている。

「爆弾だと思いました」

目撃者の1人、Olga SagalakovaさんはRTの取材に対し「最初私は何が起きたのか分かりませんでした。私たちは近くの山を眺めていました。するとその上を巨大な隕石が飛んでいったのです」とコメント。

さらに彼女は「正直言って非常に恐ろしかったです。私はそれが爆弾だと思いました」とも語っている。

確かに暗闇の中を突然、まばゆい光が直線に飛んでいく姿を見れば、中にはミサイルだと考えた人もいるかもしれない。

隕石の大きさは10mから15mほど

しかしロシア科学アカデミーの宇宙調査研究所のNatan Eismont氏は、その隕石は想像する程大きくはなかったと推測している。

Eismont氏はタス通信の取材に対し「地表に到達する前に爆発、もしくは燃え尽きたことから判断すると、隕石の大きさは10mから15mほどでしょう。恐らく鉄などで構成されたものではなかったのでしょう」と語っている。

これまでもさまざまな隕石が目撃されているが、一瞬とはいえここまで夜空が明るくなるとは、珍しい現象と言えるかもしれない。

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