【AFP=時事】脱税疑惑が持ち上がっているスペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は8日、自身の財務記録を公開し、2015年に2億2500万ユーロ(約270億円)以上の収入を申告していたことが明らかになった。
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疑惑は各国のメディアが作る国際コンソーシアムが2日、約1800万点の文書を含む大量のデータの流出があったと発表したことから始まったもので、その中ではロナウドが肖像権収入1億5000万ユーロ(約180億円)をタックスヘイブン(租税回避地)の英領バージン諸島に隠していることを示すものがあるという。
しかしながらポルトガル代表の主将を務めるロナウドは、すでにスペイン財務当局に提出済みの2015年分の収入の詳細を公にした。
3月に当局へ提出されたという書類によると、ロナウドはスペイン国内で2350万ユーロ(約28億円)、同国外で2億370万ユーロ(約245億円)を手にしたという。
ロナウドのマネジメントを行うジェスティフテ(Gestifute)社は、「この書類は、スペインの税務当局がクリスティアーノ・ロナウドの資産と収入を把握できるということを裏付けるものです。この件について選手はこれ以上の声明を発することはありません」とコメントしている。
「ここ数日報道されていますが、同選手はプロ生活開始当初から居住してきたすべての国において納税義務について承知しており、そのどの国の税務当局ともこれまでも現在も問題はありません」
一方でロナウド自身は、不正行為のうわさについて無実を訴えている。
7日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦の後、ポルトガルの国営放送RTPから疑惑について質問されたロナウドは、「僕が心配していると真に受けるのか? 負うものもないのだから、恐れることもない」と応じている。【翻訳編集】 AFPBB News
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