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「水曜どうでしょう」藤村DがデイリーポータルZに説教をする」はずがパンツ愛に目覚めていたレポ

2016年12月9日 10時00分 ライター情報:島影真奈美
エキレビでもたびたびインタビューやイベントレポを行ってきた「水曜どうでしょう」の“藤やん”こと、藤村忠寿ディレクター(以下、藤村D)。株式会社ニフティが運営するイベントスペース&飲食店「東京カルチャーカルチャー」の渋谷移転こけら落としイベントに藤やんが現れると聞いて駆けつけた。
ワインボトルを片手に登場し、グビグビ飲み始める藤村D。でも、ビールも飲みます

12月7日に開催された同イベントは、ニフティが運営する読み物サイト「デイリーポータルZ」(以下、DPZ)のライター陣を相手に、藤村Dが説教を繰り広げるというもの。なぜ、説教なのか。きっかけはDPZの名物イベント“札束風呂”だった。藤村Dは自身が司会を務めたイベントで、偽札が詰まったバスタブで嬉々として記念撮影する親子連れを目撃。「ガキにこんなことさせちゃいかんだろう!」と、DPZウェブマスター林雄司さんをつかまえ、思わず説教したという。

林 「僕、ホントにそういうのがわからなくて。その発想はなかった!! って」
藤村 「バカじゃねえか。誰しもがおかしいと思うよ!」
林 「ネットの中では褒められっぱなし。会社でも、最初の頃はやめろと言われてたのに、ここ10年ぐらいは言われない。この前なんて、社長を人間大砲にして飛ばしちゃったし。いい加減、これは良くないなと思って」

そこで企画したのが、今回の“ご指導ご鞭撻イベント”だというのである。
司会のDPZウェブマスター・林雄司さん(写真左)と、ライターで造形作家の乙幡啓子さん(写真右)

ルールはこうだ。DPZのライター陣が前半8名、後半8名の計16名登壇し、1人ずつ藤村Dに自薦記事をプレゼン。説教する気満々の藤村Dが迎え撃つ。要は「説明した段階で怒られる」(藤村)というわけだ。もっとも一方的にやられるDPZ勢ではない。ここでは組んずほぐれつの熱い戦いの中から、とくに印象に残った名勝負を紹介したい。


名勝負その1:むかない安藤、藤村Dをビビらせる


「むかずにそのまま食う男、むかない安藤」は10秒で見られる動画シリーズ。スイカもパイナップルも、皮をむかずに食べる。さらには、ハマグリまでも殻ごとバリバリ喰らう。プレゼン映像が流れると「そういうことか!」と納得していた藤村Dだが、理解と評価は別もの。情け容赦なく突き放す。
ハマグリを殻ごと食べる安藤さん

藤村 「君はこれでも生きていけるぞ、という人生を提示しているわけだ。でも、誰1人として受け取ってないぞ。第一、むいたほうがいいんだろう?」
安藤 「やってみなければわからないです!」
藤村 「ほとんどの人はわかってるって!」
安藤 「スーパーで迷いの時間があるじゃないですか。

ライター情報

島影真奈美

ライター&編集。共著に『オンナの[建前⇔本音]翻訳辞典』シリーズ(扶桑社)。モテ・非モテ問題から資産運用まで幅広いジャンルを手がける。特技:爆読

URL:Twitter:@babakikaku_s

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