大みそかに放送される第67回NHK紅白歌合戦の出場歌手が11月24日に発表され、和田アキ子さん(66)ら複数の常連歌手が落選した。視聴率低迷などを背景に紅白の刷新を図るNHKに対し、視聴者からは歓迎する声の一方、「紅白はマンネリでいい」と疑問視する意見も出ている。NHKが「紅白の新しい年のスタート」と位置付けた今年のリニューアルは、功を奏するのだろうか。
「正直、悔しい」
「今年は(紅白を)見たくはない」
「テレビはNHKだけスクランブルかけてほしい」
和田さんは11月26日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」で、落選の無念さをにじませた。
和田さんは過去、紅白に計39回出演し、今年出場すれば「40回」の節目だった。和田さんは落選後に発表したコメントで「これも通過点」と前を見据えたが、「正直、悔しい」と明かした思いは簡単にはぬぐいきれなかったようだ。
copyright (c) 2016 Sankei Digital All rights reserved.