ブログアドバイザーのポジ熊です。
今回はGoogleAnalitics(以下アナリティクス)を活用して過去記事のPV推移を調査し、削除するか修正するかを実際に判定する作業をお見せしますので参考にしてください。
はてなブログスタートガイド~アナリティクスとサーチコンソール導入まで
アナリティクス未導入のはてなブロガーはこちらを参照してツールを導入してみてください。
最初のアナリティクス操作
行動-すべてのページ
カレンダーを操作してブログ開始~現在までの日付指定
次からはこちらのBOXにURLを入力する予定。
いったん、はてなブログ「記事管理」画面に移動します。
過去記事選定してPV推移チェック
記事数の多いカテゴリにメスを入れようと思います。
ターゲットは「心」カテゴリ。
地雷の臭いがするね!
もっとも過去の記事から確認していきます。
右端のアイコンクリックで別窓を開きます。
アドレスバーの"/entry/..."以下のアドレスをコピー
アナリティクスのアドバンス横BOXにペーストしてエンターキー
期間が長すぎて推移がよくわからない!
ってことで月間で指定
これでわかりやすいグラフを表示できます。
チェックボックスで別窓でページを開いてURLコピーするほかに、アイコンを右クリックしてURLをコピーする方法もあるよ。
それだと"ttp://www.pojihiguma.com"を削除する手間がかかるのがネック。
活かすか殺すか
あとはこの記事を活かすか殺すかの判定をするだけ。ここは各個人の差があるかと存じますが、僕の判定は「OK」です。
「OK」というのは今後、何かしらの手を加えて見られる記事に修正する余地がある判定を下した、ということです。
2016/5から伸びが見られますね。記事公開から時間経過で需要が伸びる記事の典型的な例です。これといって追記していないにも関わらず。ということは「まだまだこの子は頑張れる」ってことですね。
「〇〇PV以下だったら切る」とかそういう明白な基準は言えないんですよ、というのもその記事に応じてこれから伸びる余地があるかは数字だけじゃ判断できない微妙な要素も絡んでくるから。時勢もありますし、自分がその記事を好きかどうか?というのも判定に大いに関わってきますからね。
あ、あと、公開から3か月未満の記事は消しません。なぜなら、いつ順位を上げて需要が高まるか予測がつかないからです。なので、当サイトの場合ですと3か月前の2016/9/9移行の記事はあえて手を付けずに残しているのです。このような方法をとっても、半年前や1年前の記事が急に読まれ始めることも、ないことはないので、良くわかりませんよね...。
事例2
これなんてどうでしょうか。
地味に見られているイメージです。
このように、データ解析するまでもなく「これは見られてる」って記事はあるでしょう。こういう記事はわざわざ手間をかけて解析しなくても育てる覚悟で可愛がればいいんですよね。
でもこれは微妙だから一応チェックを。
やっぱり見られてますね。
ただ、懸念事項はあります。かつての勢いは衰えつつあるからです。
このように、需要はありつつも減衰し始めた記事は、修正の良きタイミングかもしれませんね。
事例3
とある記事の解析データです。
公開当初にSNSなどで注目を浴びたは良いですが、その後は横ばいです。
アクセス数的に悪くはありませんが、手をかけなければいずれ失墜するでしょう。ここで自分のモチベーション次第でこの記事を活かすか殺すかを決めればよいのです。
当サイトは記事数が膨大なので、どこかでドライに考えて切る覚悟も必要。というわけでこの記事に別れを告げます。
重複記事統合の判断も
例えば某テーマについて似たような内容の記事をA,B,Cと公開したとします。長くサイトを運営していると、割とこのようなことは頻発しますよね。ここで今回のデータ解析を活用すれば、「どの記事を基盤に残して統合するか」を判断することも可能です。PVが伸びていたり、もっともボリュームのあるものを残せばいいのです。
PVが全然伸びない、だけどほかの競合記事に組み込む余地はある。こういった場合は積極的に統合作業を行ってください。どのみち、置いておくだけでは腐るだけですからね。
おわりに
アナリティクスの活用記事をほとんど書いてこなかったことに気がつきまして、そこでブロガーにとって不可避の「過去記事整理作業」に活用できないものかと考え、ノウハウを公開してみました。
1記事1記事を調査するのは大変手間のかかる作業ですが、もしかするとその記事は地味に需要を伸ばしている可能性もあるわけですし、ここはひとつ腰を据えて調査してみてください。
伸びる記事だけを残しておけば、過去記事修正作業も非常に楽になりますからね。当サイトもとりあえず500記事を切ることを目標にマメに調査をしていく予定です。
当記事公開後は、こちらに収録されます。