ペルーでAPEC首脳会議が開幕
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APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は20日未明、ペルーで開幕し、安倍総理大臣は、世界で保護主義の風潮が広がりを見せていることを踏まえて、自由貿易の重要性やTPP協定の早期発効に向けた各国の手続きの加速化を訴えることにしています。
21の国と地域の首脳らが出席するAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は、日本時間の20日午前4時前からペルーの首都リマで開幕し、安倍総理大臣やアメリカのオバマ大統領など各国の首脳は、議長国ペルーのクチンスキー大統領による出迎えを受けました。
各国の首脳は、初日の20日は企業経営者などからなるAPECビジネス委員会のメンバーらとの会合や歓迎夕食会に出席するほか、最終日の21日は「自由な貿易・投資」や「気候変動への対応を含む食料安全保障」などをテーマに討議を行うことにしています。
会議の中で安倍総理大臣は、世界経済の下方リスクに対処するため、金融、財政、構造改革などすべての政策を総動員することの重要性を指摘するほか、世界で保護主義の風潮が広がりを見せていることを踏まえて、自由貿易の重要性やTPP協定の早期発効に向けた各国の手続きの加速化を訴えることにしています。
首脳会議は、一連の議論を踏まえて、最終日の21日、市場の開放性を維持し、あらゆる形態の保護主義に対抗することなどを明記した首脳宣言を採択する見通しです。
各国の首脳は、初日の20日は企業経営者などからなるAPECビジネス委員会のメンバーらとの会合や歓迎夕食会に出席するほか、最終日の21日は「自由な貿易・投資」や「気候変動への対応を含む食料安全保障」などをテーマに討議を行うことにしています。
会議の中で安倍総理大臣は、世界経済の下方リスクに対処するため、金融、財政、構造改革などすべての政策を総動員することの重要性を指摘するほか、世界で保護主義の風潮が広がりを見せていることを踏まえて、自由貿易の重要性やTPP協定の早期発効に向けた各国の手続きの加速化を訴えることにしています。
首脳会議は、一連の議論を踏まえて、最終日の21日、市場の開放性を維持し、あらゆる形態の保護主義に対抗することなどを明記した首脳宣言を採択する見通しです。