パク大統領への聴取 今週中の実現に否定的な見方も
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韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領の長年の知人らが逮捕された一連の事件をめぐって、検察は18日までに、パク大統領に対する事情聴取を任意で行うことを求めています。これに対して、大統領の弁護士は17日午後、対応を明らかにする見通しですが、韓国メディアの間では、今週中に大統領の聴取が実現するかどうかについて否定的な見方も出ています。
韓国のパク大統領の長年の知人、チェ・スンシル(崔順実)容疑者や、側近らが逮捕された一連の事件で、検察は19日、チェ容疑者を起訴すると見られ、それを前に、パク大統領に対する事情聴取を任意で行いたい考えで、16日、大統領側に対して18日までに応じるよう求めました。
これについて、パク大統領の弁護士は17日午後、対応を明らかにする見通しですが、先に準備のための時間が必要だなどとして、速やかな聴取を拒否した経緯があり、予断を許しません。
韓国メディアの間では、パク大統領はチェ容疑者の起訴状に「共犯」として、自分の名前が載ることを避けたい思惑があるとか、検察の捜査とは別に国会が任命する見通しの特別検察官による聴取が行われるまで時間を稼ごうとしているなどとして、今週中に大統領の聴取が実現するかどうかについて否定的な見方も出ています。
一方、韓国の国会では17日午後、与野党が特別検察官を任命するための法律の成立を目指すほか、野党3党の代表がパク大統領への退陣圧力を強めるための協議を行うことにしています。
これについて、パク大統領の弁護士は17日午後、対応を明らかにする見通しですが、先に準備のための時間が必要だなどとして、速やかな聴取を拒否した経緯があり、予断を許しません。
韓国メディアの間では、パク大統領はチェ容疑者の起訴状に「共犯」として、自分の名前が載ることを避けたい思惑があるとか、検察の捜査とは別に国会が任命する見通しの特別検察官による聴取が行われるまで時間を稼ごうとしているなどとして、今週中に大統領の聴取が実現するかどうかについて否定的な見方も出ています。
一方、韓国の国会では17日午後、与野党が特別検察官を任命するための法律の成立を目指すほか、野党3党の代表がパク大統領への退陣圧力を強めるための協議を行うことにしています。