アサド大統領 トランプ氏にシリア政策の転換を期待か
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内戦が続くシリアのアサド大統領は、アメリカのトランプ次期大統領がテロ対策で過激派組織IS=イスラミックステートの壊滅を優先させるべきだと主張していることについて、「テロリストと戦うのであれば共闘することになる」と述べ、アメリカがシリア政策を転換することに期待を示したものと見られます。
シリアのアサド大統領は15日、ポルトガルの公共放送のインタビューに応じ、トランプ氏がアメリカの次期大統領に選ばれたことについて、「アメリカの政権には大統領だけでなくさまざまな勢力がいて、過度な期待は持っていない。新たな政策を実行に移すまでは待つ必要がある」と述べました。
そのうえで、シリアの内戦をめぐってトランプ氏がこれまでアメリカが求めてきたアサド政権の退陣よりも過激派組織ISの壊滅を優先させるべきだと主張していることについて、アサド大統領は「テロリストと戦うのであれば、ロシアやイランなどと同じく共闘することになる」と述べました。
アメリカ大統領選挙の結果についてアサド大統領の発言が伝えられたのは初めてと見られ、トランプ氏の大統領就任後、アメリカがシリア政策を転換することに期待を示したものと言えそうです。
そのうえで、シリアの内戦をめぐってトランプ氏がこれまでアメリカが求めてきたアサド政権の退陣よりも過激派組織ISの壊滅を優先させるべきだと主張していることについて、アサド大統領は「テロリストと戦うのであれば、ロシアやイランなどと同じく共闘することになる」と述べました。
アメリカ大統領選挙の結果についてアサド大統領の発言が伝えられたのは初めてと見られ、トランプ氏の大統領就任後、アメリカがシリア政策を転換することに期待を示したものと言えそうです。