HOME> ニュース> JBL創立70周年を記念したモニタースピーカー「4312SE」上位機と同じウーファーを採用
2016年11月16日/Stereo Sound ONLINE 編集部・草野晃輔
JBLは、ブランド創立70周年を記念したモデルとして、モニタースピーカー「4312SE」を12月下旬に発売する。価格はペアで¥260,000(税別)。
本機は1970年代初期にデビューした「4310」のデザインを踏襲しつつ、新しい技術やノウハウを盛り込み、最新のスタジオモニターで求められる音響性能を追求したスペシャルエディションとなる。
3ウェイ3スピーカーとなり、低域を担当するウーファーには、上位モデル「4429」が採用している300mm(12インチ)径ユニットを採用し、4312シリーズ伝統のホワイトカラー仕様とした。搭載するストレートコーンは、アクアプラスを塗布したケブラーコンポジット・パルプコーンによるストレートコーンで、これを強力にドライブさせて力強いエネルギー感と高解像度を両立したという。
楽器の音色や声の質感などの描写力を左右する中域用のユニットには125mm(5インチ)径のパルプコーンを採用。明るく明瞭なJBLモニターサウンドを継承している。トゥイーターは25mm径のアルミ・マグネシウム合金ダイアフラムを、シルク素材を用いた軽量なハーフロール・クロスエッジで支える構造だ。これによって、スムーズで伸びやかな高音域と艶やかな超高音域再生を実現した。また、シリーズの原点である「4310」の音質に近づけるべく、新しいウーファーに合わせて新設計したネットワーク回路を搭載している。
本機はシリアルナンバー入りの証明書が同梱されるが、このうち全世界で最初の製品を示す「0001」「0002」ペアなど、10組のナンバーを予約できるキャンペーンを特設サイトで行なっている。期間は11月16日(水)~12月11日(日)までで、応募者多数の場合は抽選となる。
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