マイナス金利受け不動産融資が過去最高に
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日銀がマイナス金利政策を導入したことなどによって全国の銀行による今年度の上半期の新規の貸し出し額は、去年の同じ時期に比べて16%増え、不動産業向けは過去最高となったことがわかりました。
これは、日銀が、都市銀行や地方銀行など、国内の139の銀行による新規の貸し出し額などを調査してまとめたものです。
それによりますと、ことし4月から9月までの半年間に銀行が企業や個人に対して融資した金額は23兆9413億円となり、去年の同じ時期に比べて16%伸びました。
このうち不動産業向けに新たに融資した金額の合計は、5兆8943億円となり、過去最高の水準となりました。
これは都市部を中心に不動産価格が上昇する中、日銀がことし2月にマイナス金利政策を導入したことで不動産業者や不動産に投資するファンドの間でマンションやオフィスビルに投資するための資金を銀行から借り入れる動きが活発になっているためです。
日銀は、「国内の不動産市場は、全体としては、過熱の状況にはないが一部では高値での取り引きも見られることから市場の動向を今後、注視していく」としています。
それによりますと、ことし4月から9月までの半年間に銀行が企業や個人に対して融資した金額は23兆9413億円となり、去年の同じ時期に比べて16%伸びました。
このうち不動産業向けに新たに融資した金額の合計は、5兆8943億円となり、過去最高の水準となりました。
これは都市部を中心に不動産価格が上昇する中、日銀がことし2月にマイナス金利政策を導入したことで不動産業者や不動産に投資するファンドの間でマンションやオフィスビルに投資するための資金を銀行から借り入れる動きが活発になっているためです。
日銀は、「国内の不動産市場は、全体としては、過熱の状況にはないが一部では高値での取り引きも見られることから市場の動向を今後、注視していく」としています。