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 患者1人で年約3500万円かかる新型のがん治療薬「オプジーボ」について、厚生労働省は16日の中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)で、来年2月に薬価を半額にすることを提案し、了承された。オプジーボの国内価格は米国や英国の2~5倍。高額すぎるとの批判が出て、緊急的に値下げが決まった。

 厚労省は当初、25%の引き下げを検討したが、首相官邸の意向を受けて引き下げ幅を拡大した。薬価の改定は原則2年に1度。次回は2018年4月だが、今回は特例で引き下げる。

 オプジーボは14年9月に皮膚がんの薬として発売され、年470人程度の患者で採算がとれるように価格が高めに設定された。だが、昨年12月に肺がんにも使えるようになって対象患者が約1万5千人に広がり、販売額が急増した。

 値下げ幅は、薬の販売額が急増…

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