2016年11月11日12時59分
福岡市のJR博多駅前で起きた陥没事故で、水道やガス、電気といったライフラインの仮復旧に向けケーブルや管を埋設する工事が11日、本格化した。正午前には新しい下水管がクレーンでつり上げられ、埋設する場所に置かれた。
事故では、陥没箇所周辺のビル数棟で基礎部分の土が流失。ビルの地下部分に土砂にセメントなどを混ぜた「流動化処理土」を流し込む作業が続けられている。この日は、道路と建物の境界部分に土囊(どのう)を積み、流動化処理土を注入した。24時間以内にはほぼ固まって安定する見込みで、市交通局は「十分な強度を保てる」としている。
市はケーブルや管の埋設を13日までに終えて地表まで埋め戻し、14日中には道路を通れるようにすることを目指している。
事故を受け、市民団体「公共交通を考える会」(福岡市)など2団体が11日、市交通局を訪れ、徹底した原因究明や市民への情報公開などを文書で申し入れた。代表の近藤将勝さん(35)は「現場は(人や車の)往来が多く、九州の玄関口でもある。しっかり対応してほしい」と述べた。
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朝日新聞社会部