僕はこのブログ以外にも複数のメディアを運営しています。
その1つの受験勉強について紹介しているメディアにライターを5人ほど雇って記事を書いてもらっています。
結論から言うとPVと収益が倍増して自分でもビックリ。
数字的にはこんな感じです。
・PV
6万PV→17万PV
・収益(月間)
約10万円→約20万円
PVにいたっては3倍近くまで跳ね上がってくれました。ありがたいです。
僕自身、ライターを雇うというのは初めてだったのですが、なんとか今のところ成功しております。
この記事ではそんな経験から以下のことを紹介します。
- ライターの募集方法
- ライターへの報酬に関して
- ライターへの記事の発注の仕方とやりとり
- 僕が気をつけていること
ぜひ、参考にしてみてください。
ライターを雇った理由
まず、ライターを雇った理由ですが、単純に書く時間が足りなかったからです。複数のブログ、メディアを運営していると、ついついメインばかりに気をとられてしまいがち。
僕も例に漏れず、サブのメディアの更新が滞っていました。
そして、もう一つのきっかけが、ビジネスマニフェストという本との出会いでした。この本を読んで、もっとブログの記事の作成に注力しないと稼げないと気づかされました。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
あとは前々からアフィリエイターさんのように記事を外注して、サイトを作って、収益を上げるというスタイルにも興味をもっていました。
そんな理由から「ちょっとだけお金もできたし、やってみるかー」と思ってゆるーくスタートしたのが5ヶ月前くらいです。
ライター募集で気をつけたこと
ランサーズやクラウドワークスを使ってライターを募集することは最初から考えていませんでした。
良いライターさんに出会うまで、時間がかかりそうだったし、出会えたとしても、文字単価が高いことが予想されたからです。
あと、メディアの特性上、現役の学生にお願いしたかったというのもあります。
「お金は少額で!けど高品質な記事!」
というハイパーわがままな条件でライターを獲得するために色々と考えました。
そして、いきついた答えが「大学生ブロガーをライターとして雇っちゃおう!」という考えです。
僕がブロガーの間では少しだけ名前が売れていたので、この方法はうまくいきました。
以下驚愕の募集要項です。
・条件
現役の学生でブログを持っていること
・報酬
1文字0.3円
・報酬以外でのメリット
「keitaにいつでもブログ相談ができる」、「自分のブログのリンクを貼ることができる」、「keitaのブログのノウハウをシェアする」
・募集の理念
正直に言って、お金目的でやる仕事ではありません。僕に興味がある人、ブログを頑張りたい人、僕と仕事がしたい人を対象としています。
初めからお金をたくさん支払えないことを明示しておいて、それ以外でメリットを感じてくれ人だけを募集しました。
結果10人以上が応募してくれて5人を採用することができました。
ありがたいことです。
記事の発注のしかたについて
ライターのみなさんにはとにかく書くことだけに集中してもらいました。
なので、記事のタイトル作成や記事の構成、アフリエイトリンク・内部リンクの差し込みなどは全て僕が行なっております。
そして、ここが一番大切なのですが、記事の発注の仕方によって、納品される記事のクオリティーは全然違います。
僕も自分の記事の発注の仕方が正しいのかどうかよくわかりませんが、色々工夫して、今ではこんな感じでおくっています。
■記事の想定
英語が苦手な受験生に向けての記事
■文字数
5000文字(オーバー歓迎)
■納期
10月7日
■記事構成
(序文)
・英語は正しく勉強すれば誰でもしっかり点数が伸びるという話
・正しい勉強法で英語が得点源になった話(センター試験や二次試験の点数など具体的な数字も入れながら)
この辺を最初にさらっと(200文字くらい)書いてください!
h2英語が苦手な人の理由と特徴
英語は苦手な人にありがちな特徴や苦手を克服できない理由などを書いてください!h3を使って列挙していく形式で構いません!
h2英語の苦手を克服する勉強法
勉強法について語ってください!
ここの構成は任せます! h3を使いながら書けるだけ書いちゃってください
h2英語が苦手な人にオススメな参考書
英語の苦手を克服するのにオススメな参考書を何個か紹介してください!
自分が使っていたものは詳しめに そうでないものはさらっとで構いません!
この方法が最適かどうかはわかりませんが、だいたいこんな感じでいつも記事の依頼を 出しています。
初めの頃は、もっと詳細に記事の依頼をだしていましたね。
今回はブロガーをライターとして雇ったので、少しくらい自由に書いてもらったほうが記事のクオリティーも高い気がしています笑
また、人によって詳しめに依頼を出したほうが良い人もいれば、ザックリな依頼のほうが、面白い記事を書いてくれる人もいます。
記事の種類によっても変わってきます。
記事の依頼の作成はトライ&エラーでお互いにとって良いものを追求していっています。
ライターを雇う際に気をつけていること
絶対に怒らない
すごく単純な話なのですが僕は絶対に怒りません。
どんに納期を遅れても、誤字脱字が多くても怒ることはありません。
なぜなら、僕自身が怒られることが大嫌いだからです。怒って一時的に改善されたとしても、かならずストレスは蓄積されます。
そういったストレスが溜まっていくと、ライターさんは離れていってしまいます。
あとは、多少納期が遅れても僕が困ることはありません。だから怒る場面すらほとんどあらわれません。
記事の修正は全部自分でやる
メディアによっては記事に赤をいれまくって、ライターに修正&再提出を求めるところも多いでしょう。
しかし、ぼくはどんな記事が納品されても、ライターに修正依頼を出すことはしませんでした。
出すとしても「次の記事からはここをこうしてください!」といった程度です。
記事を納品したら、そこでライターの仕事は終了です。
なぜなら、記事のクオリティーは全て僕の記事依頼のやり方に依存していると考えているからです。
僕は自分の雇っているライターの文章力には信頼を置いています。そういう人を選んで採用しているので。
なので、自分が思っていた意図と違う内容の記事が納品された場合は全部自分の責任です。僕の依頼の仕方が悪いのです。
そういう考え方で仕事をしています。
と言っても、みなさん優秀なライターさんばかりなので、1ヶ月もしたら僕が修正することはほとんどなくなりました。
お金以外のメリットの充実
お金以外の面で色々なメリットをライターのみなさんに与えられるように工夫していました。
- 全員に本のプレゼント
- 飲み会の主催(お金は僕持ち)
- 僕が公開していないブログの裏情報
こんな感じで、色々やってっきました。
仕事仲間というよりは大学のサークルみたいな雰囲気をだすことを心がけました。楽しいほうが、うまくいくしね。
報酬を上げる
これもすごく大切ですが、成果が上がったらライターの報酬も積極的に上げるようにしています。
最初は文字単価0.3円でしたが、今では「文字単価0.5円+1500円の基本料金」でお仕事をしてもらっています。
5000文字の記事の報酬で比較すると
1500円→4000円
昔の2倍以上は報酬を支払っております。
良質な記事にはインセンティブを支払う
超良質な記事だったり、記事の作成に手間がかかっていると僕が判断した場合は、インセンティブを支払うようにしています。
だって、そっちの方がやる気出ますもんね。
給料の支払い日は絶対に守る
当然のことですが、お金の支払いに関してはきっちりしています。
こういうのを適当にしちゃいけない。
だって普通のバイトをしていて、給料日が遅れるとか絶対にありえないですもんね。
個人でやっているからこそ、お金周りはしっかりしています。
まとめ
多くの学生ブロガーと楽しく仕事ができて、数字もだせてかなり満足しています。
はじめから僕に興味を持ってくれている人と仕事ができていることが、一番の成功の要因ですね。
かなり、変則的なライターの雇い方かもしれませんが、参考になれば幸いです。