バーバリーと契約切れ業績低迷 三陽商会 170の売り場閉鎖へ
イギリスの有名ブランド、バーバリーグループとの契約が打ち切られ、業績が低迷しているアパレルメーカーの三陽商会は、来年の夏までに、新たに全国のデパートなどにある170の売り場を閉めることを明らかにしました。
三陽商会が発表したことし1月から先月まで9か月間のグループ全体の決算によりますと、売り上げは478億円と、去年の同じ時期より35%減少し、最終的な損益は81億円の赤字となりました。
これは、イギリスのバーバリーグループとのライセンス契約が去年6月に打ち切られ、「バーバリー」ブランドの商品が販売できなくなったことが主な要因です。
業績の改善に向けて、三陽商会は、ことし1月現在でおよそ1500か所あるデパートなどの売り場のうち、ことしは80か所を閉める計画でしたが、さらに、来年の8月にかけて170か所を閉める方針を明らかにしました。
また、希望退職を募って、およそ1300人の社員のうち、ことし12月末に249人が退社することが決まっているということです。
会見で杉浦昌彦社長は、「赤字から脱却するため、構造改革を最優先課題と位置づけている。不採算の売り場やブランドから撤退し、利益のあがる会社にしていく」と述べました。
これは、イギリスのバーバリーグループとのライセンス契約が去年6月に打ち切られ、「バーバリー」ブランドの商品が販売できなくなったことが主な要因です。
業績の改善に向けて、三陽商会は、ことし1月現在でおよそ1500か所あるデパートなどの売り場のうち、ことしは80か所を閉める計画でしたが、さらに、来年の8月にかけて170か所を閉める方針を明らかにしました。
また、希望退職を募って、およそ1300人の社員のうち、ことし12月末に249人が退社することが決まっているということです。
会見で杉浦昌彦社長は、「赤字から脱却するため、構造改革を最優先課題と位置づけている。不採算の売り場やブランドから撤退し、利益のあがる会社にしていく」と述べました。