こんにちは! ほそいあやです。
今日は私がとても気に入っているお店のことを書きたいと思います。
池袋北口にある「楽楽屋 1号店」。この界隈はチャイナタウンですので中華料理が多いですが、その中でも昔から間違いないうまさの店だと思います。池袋にいくとつい足が向き、かれこれ10年以上通っています。
料理の多さと、羊串が88円からという安さ。
店内はファミレスのような造りで落ち着くんですよねー。昔は座敷もあったけど全部ファミレス様式にしちゃったみたいです。
お客さんは8割が中国人で、お店に入るとまず中国語で接客されます。
串物だけでこの多さ。珍味系、昆虫系もあり。
基本は羊串。おすすめは88円のと100円の脂がはさんであるやつです。
羊の脂ってうまいなぁー。スパイスがきいててちょっと辛めの味付け。何本でもいける。
排羊(羊のあばら)。骨付きのものを串に刺すとわけわからなくなりますね。でもうまいんだこれ。ザ・羊のお肉をむさぼれる一品。骨離れもよく食べやすいです。
鳥の軟骨です。味付けは羊串と同じ。日本の焼き鳥ではありえない味付けですが、軟骨にもスパイスが合ってます。
黙々と羊串を食べる一同。気づくと誰かが頼んだ見慣れない串が。ヨックモックみたいなこれ何だ?
干し豆腐のシートに包まれたニラ! 最高じゃん! 焼く時の利便性だけで串に刺してる感じもいい。
干し豆腐といえばこの定番商品も。中華にきたら最初に頼むやつだ。ここの干し豆腐は固めで歯ごたえがしっかりしていて噛むとギシっとするタイプ。
もみじ(鶏の足)の冷製。骨が抜いてあるので食べやすいです。黒酢の丸い酸味と優しい甘みで成立している料理を食べると、中華には黒酢は欠かせないものなのだなと感じます。黒酢を制するものは中華を制す。
葱パイ。そのままでもうまいけど上のような料理の黒酢につけて食べたりするとめちゃうま。辛いものでちょっと疲れたときにリセットできます。
唐揚げを韓国風のソースで味付けしたもの。辛くなく、コチュジャンのような味。ビールか白米かという料理。
じゃがいもの千切り炒めと、ピータン豆腐。
シャクシャクした歯ざわりのじゃがいも麺はサラダ感覚でつい食べすぎてお腹いっぱいになってしまいやすい危険メニューです。
ピータン豆腐は箸休めのつもりだったのに450円でけっこうな量があってこれもお腹いっぱいになってしまうんだけど。
危険メニューといえば、やばいのがあった……。
とうもろこしの唐揚げ、それも一粒ずつの。
牛脂で揚げてあるのかな? とうもろこしの甘さと脂の旨みがすごい。味付けは塩だけ。
はっきりいって胃にもたれる。でも永久に食べてしまうおいしさ。調子にのって食べ続けてると痛い目に合う、悪魔の一皿!
このお店には骨付きの肉がけっこうあります。なかでもひときわ大きい肉塊を中国人カップルがビニール手袋をはめて仲良く食べている風景を見かけ、あれはなんだろう? と思っていたのですが、どうやらこれみたい。
「風味醤大骨(豚がら醤油煮込み)」
豚がらだ! 骨をほじくって食べるのです。醤油の味付けで落ち着きます。
骨周りのお肉ってなんでこんなにおいしいんでしょうね。
ビニール手袋と一緒に運ばれてくる料理ははじめてでした。 それだけでかなりワイルドに物を食う人々になる。
締めはスーラータン。洗面器かってほど大きい器で来ます。
あまり辛くなくて締めにぴったり。さわやかな酸っぱさでガブガブ飲める!
中国らしい飲み物、酸梅丹もあります。
写真を撮り忘れたのですが、中国茶も数種類あります。中華系のお店のよいところは、温かい中国茶は大きな壺(急須)で提供されること。飲み終わったらお代わりのお湯を入れてもらえて、いっぱい飲めますね。
もうひとつ、中華系のお店でよいところは、食べきれない料理の持ち帰りにこころよく応じてくれること。
頼みすぎて残してしまったので、持ち帰り用のパックと袋をもらいました。これで次の日も羊肉を楽しめるわけです。
以上、池袋「楽楽屋 1号店」でした。とにかくメニュー数が多いので、何度いっても楽しめるお店です!
紹介したお店
楽楽屋 池袋1号店
住所: 東京都豊島区西池袋1-29-6 2F
TEL:03-5391-9865
プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/