難民ら滞在の仏北部キャンプ 立ち退かせる方針
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イギリスを目指す難民や移民たちが身を寄せるフランス北部のキャンプで、フランス政府は24日から人々を立ち退かせる方針を明らかにし、難民たちの反発が予想されます。
フランス北部の港町カレーでは、海を隔てたイギリスを目指す中東などからの難民や移民が、去年の夏以降、キャンプを作って滞在するようになり、その数は1万人近くに上ると見られています。
こうした難民や移民が海底トンネルを通るトラックに飛び乗ろうとして死亡する事故が相次いでいるほか、キャンプの周辺で治安や衛生が悪化したため、地元の自治体から苦情の声が上がっています。
こうした中、フランス内務省の報道官は23日、報道陣に対し、難民や移民をキャンプから立ち退かせる作業を24日から始める方針を明らかにしました。
内務省は60台以上のバスを用意し、難民や移民をフランス国内の施設に送り届ける計画で、空になったテントから順次、撤去していくことにしています。
しかし、難民や移民たちの一部にはキャンプの周辺にとどまろうとする動きもあり、フランス政府に反発することが予想されます。
こうした難民や移民が海底トンネルを通るトラックに飛び乗ろうとして死亡する事故が相次いでいるほか、キャンプの周辺で治安や衛生が悪化したため、地元の自治体から苦情の声が上がっています。
こうした中、フランス内務省の報道官は23日、報道陣に対し、難民や移民をキャンプから立ち退かせる作業を24日から始める方針を明らかにしました。
内務省は60台以上のバスを用意し、難民や移民をフランス国内の施設に送り届ける計画で、空になったテントから順次、撤去していくことにしています。
しかし、難民や移民たちの一部にはキャンプの周辺にとどまろうとする動きもあり、フランス政府に反発することが予想されます。