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愛知愛知観光客4年ぶり減 昨年の国内外客、県内在住者伸びず県がまとめた二〇一五年の観光入り込み客統計によると、県内を訪れた国内外の観光客は一億四百五万人で、一四年比1・3%減と、四年ぶりに減少に転じた。訪日外国人は伸びたものの、県内在住者の地元観光が減った。 統計は、県内五百八十カ所の観光地やイベントを訪れた客数を県内在住、県外在住、外国人ごとに推計。全体の一億四百五万人のうち、宿泊客は千五百九十八万人で前年比8・2%増え、日帰り客は八千八百六万人で2・9%減少した。中でも県内在住者は六千百五十八万人と前年比8・5%減だった。 外国人の宿泊客は、前年から二倍の六十五万八千人と大きく伸びた。ただ、一人当たりの消費額は六万一千五百六十四円から三万一千百四十四円と半減。観光振興課の担当者は「サンプル数が限られているので、『爆買い』が頭打ちになったのかどうか、今後の推移を注意深く見ていく」としている。 全体の観光消費額は七千八百十三億円(前年比7・5%増)。県は今年二月に策定した観光戦略(一六〜二〇年度)で、観光消費額を一兆円まで増やす目標を掲げた。 (奥田哲平) PR情報
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