こんばんは。ボブになりたい私(@mogtan1984)です。どーもどーも。
現在の私は、
- 一切染めていない超絶ブラック
- 肩下15cm
- 前髪パッツン眉ギリギリ
と、文字で書くと素敵に見えるヘアスタイルなのですが、
「多い・太い・硬い・くせ毛」プラスして乾燥毛という髪質なので、ヘアケアを怠ると素敵どころかモッサリーヌのヘルメットヘヤーになってしまうのです。
ケアにケアを重ねて、ようやくなんとか収まりのいいこのヘアスタイルに落ち着いたわけなのです。
しかし、最近あれなんですよ。
毛が抜ける!
および
頭頂部と前髪の目立つ部分に白いサムシングが!
雨後の筍のごとくニョキニョキしているのです。
こうなると、ミサンガくらい編めそうなくらい床に髪の毛が落ちていたり、ドクターシーラボさんの、ポイント染めでは染めきれないほどの白いサムシングと毎朝戦ったりしなくてはならないので、大変面倒なんですよ。もう。
そこで、もう負けを認めて白旗。
「せめて掃除を楽にしたい。そして、筍との戦いを終結させたい」と思うようになりました。
そうなると、「どんな髪型にするか?」「何色の髪の毛にするか?」というテーマが脳内会議で巻き起こります。
なぜ、そんなに悩むのかというと、
「多い・太い・硬い・くせ毛」のせいで、今まで希望したヘアスタイルどおりに仕上がったことが数えるほどしかないからです。
そんなわけで、ここから一挙に私の髪型オーダー失敗列伝をご紹介します。
大人っぽくなりたかったのに…
あれは……忘れもしない。中学生の頃。
当時大好きだった、ご近所物語(矢沢あい)に出てくる歩ちゃんのヘアスタイル。
「おとなっぽかわいい!」と思った私は、この漫画の切り抜きを持って美容室に行きました。
結果・・・
前髪は残され(長さが足りなかったため)、
朝起きると髪の毛が全て外向きになる不思議な髪型になりました。
たしかに、絵を見ると、若干外にハネている部分があるにはあるけど、私は全毛がハネました。
この結果を踏まえて、私は「漫画の切り抜きを持っていったところで、美容師さんも困ったことだろう」と海より深く反省しました。
しかし、問題はここから。
この反省を活かし、これ以降私は「生身の人間の写真」をモデルに持っていくようになったのですが、それでも一度も思い通りになったことはありませんでした。
お姫様になりたかったのに…
時はビジュアル全盛期。ご多聞に漏れず、真っ黒だった私の青春。
白いギャル、黒いギャル、いろいろなギャルがいた高校時代でしたが、私の周りには身も心も真っ黒なギャル達だらけでした。
そんなわけで、私はお姫様になりたかったのです。
↑こんな感じの。
当時、田舎の高校生だった私でしたが、なんとかバイトで貯めたなけなしの1万円と「ゴシック&ロリータバイブル」のヘアスタイルのページをにぎりしめて、地元のそれなりにおしゃれな外観の美容室の門を叩いたわけです。
初めてのパーマネント。地肌にしみました。
私は肌が弱いのです。でも我慢しました。
そして、数時間後。
ひょえーーーーーーーー!
パーマの加減がわかってない美容師だったのか、私の髪質が悪いのか。
なぜか姫ロールがアフロになってしまったのです。
ちなみに、それは修学旅行の前の日でした。
おかげさまで修学旅行の思い出の写真にはアフロヘアを無理やりひっつめた、不思議なヘアスタイルの私が微妙な顔で写っています。
ボブになりたかったのに…
月日は流れ、私も高校を卒業しました。
黒いムーブメントは去りましたが、引き続きサブカルチャーの沼に両足をどっぷり漬け込んだ私。
卒業式の次の日に市販薬を3本使って色素を失うまでブリーチし、さらにその上からピンクのカラーを入れるという暴挙にでました。
そしてその足で美容室に行き「ウィッグのような色のボブスタイル」にしてもらう予定でした。
↑予定
しかし、地元の美容室では手に負えなかったのか。はたまた私の髪の毛と顔の形が悪いのか。
数時間後・・・
ピエール的な感じに。
大学デビュー完全失敗。
おかげさまで1年間友達ができませんでした。
当時を知る友人Kに後日「(入学式で)あいつ絶対やばい。近づかないでおこうと思った」と言われるほど、やばい出で立ちだった模様です。
地獄の業火に焼かれながらそれでもボブに憧れる
このように、美容室で痛い目を見続けた私でしたが、社会人になってからは「コンサバティブ」という言葉を覚えました。
己の衝動を抑えて、社会に迎合する。それが大人への階段。
そんなこんなで、ヘアスタイルでの主張を諦めた私はPerfumeをめざしました。
かわいいあーちゃん。
もちろんあーちゃんレベルまで可愛くなることはできませんでしたが、それを100倍くらいに希釈した感じでなかなか普通で好評でした。
その証拠に、夫という名の鳥人間を釣ることができました。
しかし、いまだにイメチェンを考えるたびに目に浮かぶのはボブばかり…。
なぜこんなにボブに恋い焦がれボブに泣いているのか。
私は深層心理に問いかけました。
私の中学時代の憧れ
永遠の憧れ
世界の憧れ
本当はこっちの髪型にしようとしたら美容師さんに止められた
まとまらない!(まとめ)
いかがでしたか?
私のカルチャーの根底にある、ボブ信仰。
ボブへの憧憬。ボブへの衝動。
ボブボブボブボブボブ祭り。
あの日、あの時、あの場所で、ボブに成功していれば、私はこんなにボブにこだわることもなかったのかもしれません。
もう、こうなったら、最後の青春と称して、がんばってボブにするしかないような気がしてきました。
そんなわけで、ボブになりたすぎて、もう5000字を突破してしまったのでいい加減終了したいと思います。
猫ボブになり〜た〜い♪
ボブになりたい……