増田洋一
2016年9月24日18時41分
日本鉱物科学会は24日、ひすいを「日本の石(国石)」に選定した。この日金沢市であった総会で、会員が投票して決めた。ひすいは2008年に新潟県糸魚川市が「市の石」に、今年5月に日本地質学会が「新潟県の石」に選んでいる。
日本鉱物科学会の法人化記念事業として企画した。
選考対象になっていたのは、日本で広く知られた国産の石で、鉱物科学や地球科学の分野にとどまらない世界的にも重要性を持つ石。学会は第1次候補の11種から、会員以外の意見も募って5種(花崗岩〈かこうがん〉、輝安鉱、自然金、水晶、ひすい)に絞り込み、この日の投票に臨んだ。第1回投票の上位2種で決選投票がおこなわれ、71票のひすいが52票の水晶を上回った。
ひすいが国石にふさわしい条件…
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