G7交通相会合 閣僚宣言 自動運転車の早期実用化へ協力
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長野県軽井沢町で開かれた、G7=主要7か国の交通相会合は24日夕方、討議を終え、閣僚宣言を発表しました。宣言では、世界的に開発が加速する自動運転車について、「事故の削減や、過疎地の交通手段として期待される」としたうえで、早期の実用化に向けてG7各国が相互に協力していく方針が示されました。
長野県軽井沢町で23日開幕したG7交通相会合は、世界的に開発が加速する自動運転車をめぐる議論が焦点となりました。
討議のあと発表された閣僚宣言では、まず、「自動運転は事故や渋滞の減少、さらには過疎地の交通手段として期待される」とし、早期の実用化に向けてG7各国が相互に協力していく方針が示されました。
そのうえで、自動運転中にドライバーの油断を防ぐシステムの開発など技術的な課題のほか、自動運転が社会に受け入れられるための対策などを検討する作業部会をG7として新たに設けるとしました。
また、アメリカのテスラモーターズの車が、ことし5月、自動運転機能を使っていた際に死亡事故を起こしたことを踏まえ、「安全な実証実験を確保するためメーカーへの指導などが必要だ」としました。
G7は今後、国連の会議などの場で自動運転のルール作りを進めるとしましたが、自動運転車の普及に欠かせない国際的な安全基準の整備で各国が実際にどれだけ協調できるかが課題となります。
討議のあと発表された閣僚宣言では、まず、「自動運転は事故や渋滞の減少、さらには過疎地の交通手段として期待される」とし、早期の実用化に向けてG7各国が相互に協力していく方針が示されました。
そのうえで、自動運転中にドライバーの油断を防ぐシステムの開発など技術的な課題のほか、自動運転が社会に受け入れられるための対策などを検討する作業部会をG7として新たに設けるとしました。
また、アメリカのテスラモーターズの車が、ことし5月、自動運転機能を使っていた際に死亡事故を起こしたことを踏まえ、「安全な実証実験を確保するためメーカーへの指導などが必要だ」としました。
G7は今後、国連の会議などの場で自動運転のルール作りを進めるとしましたが、自動運転車の普及に欠かせない国際的な安全基準の整備で各国が実際にどれだけ協調できるかが課題となります。