電車に乗るとたいていの人はスマホ画面に向かっている。私もスマホをずっと見ているそんな電車の中の風景の一人。
スマホは便利!しかし生活がネットに浸食されてしまい、スマホに時間を奪われてしまっている感覚になる。そんな時間がなんだかもったいないなぁーと思うことがある。無駄なネットの時間をもっと有効に使えないものかと考えるが、頭で分かっているものの人の習慣というものはなかなか変えられない。
人は変化することを恐れる、いつもの生活を変えたくない…という潜在意識が働き習慣をやめるということがなかなかできない。
以前はいつも朝食を食べるという習慣があった。ある本を読んで朝食を抜いたほうが健康には良いとあったので朝食抜きの生活をしてみると意外や意外!朝食を抜いたほうが頭も冴えて調子も良かった。
体が重いなーと感じたので『プチ断食』始めました!その効果は?
これまでの習慣を変えてみることで気持ちも変わった。
ネット断食とはどんなものなのか?
ネット断食とは、インターネットを利用可能な環境から敢えて遠ざかり、一定期間ネットなしで生活することである。
インターネットが十分に普及し、ネットのない生活が考えられない、ネットがないと不安だ、ネットを使いすぎて生活が健康に支障が出始めている、といった「インターネット依存症」の傾向にある若い世代が増加しつつあると言われている。そうした背景のもと、ネット断食によりインターネット依存症を克服する取り組みが注目されている。
情報過多の時代だからこそ情報を断つ「ネット断食」。ネットとの適度な距離感・付き合い方について考えていきます。
自分の頭で考える習慣を付ける!ネットに正解を求めすぎない
だれもが簡単に情報が得られる時代。調べ物もグーグルで検索すればすぐに必要な情報が得られる。
最近の子どもは分からないことはネットで調べて答えを求める。私もわからないことがあればとりあえずネットで調べてみる。
しかしネットの情報に必ずしも正解であるとは限らない。
現実での悩みがあるとグーグルで悩みワードを検索する。しかしネットで得られる情報も一個人の一つの意見であってそれが必ず正しいわけではない。自分の人生で抱える悩みや問題については自分で考え抜いて答えを出すしかない。
ネットで検索して辿り着いた回答よりも、自分の頭で考え抜いたことのほうが何十倍も価値があると思う。調べものはネット情報で調べることができるが、ネットに頼りすぎるのではなく自分の頭で考える習慣も必要!
通勤電車ではスマホを止めて読書に切り替える
通勤電車の中でスマホをやっている人は多い。
私も朝と帰りの電車の中でスマホいじりをしていたが、その習慣が自分にとって良いか考えてみるとそれほど重要なものでないように思った。
スマホでは際限なく情報が流れてくるがその情報を処理するのに結構疲れる。朝起きて仕事やって帰る途中でもスマホをいじって、デジタル情報にさらされると脳が疲れる。脳の容量も限りあるもの、自分が本当に必要だと感じる情報を選んで取り入れよう!と考え読書に切り替えてみる。
スマホから流れてくる情報は基本的に受け身、本を読むという行為は主体的。自分から取りに行った情報のほうが確実に知識として活きてくる。
テレビ・パソコンの電源を入れる習慣を見直す
家に帰ったらとりあえずパソコンを開いてネット。気になったテレビ番組はとりあえず録画をしておく。ネットやテレビで一日の大半の時間を消費してしまう。
「パソコン・テレビの電源を付ける」という普段なんとなくやっている習慣。その習慣から常に情報を浴び続ける生活。ネットから流れる情報にテレビから発信される情報。
情報を選別するため自分にとって必要な情報と不要な情報を決めておく。
承認欲求を満たすSNS・ネット交流
はてなブログをやっていて、はてなスターやはてなブックマークがいただけるとホントに単純にうれしい。自分の思っていることを文字にしてブログにあげる、それが色々な人に読んでもらえた、評価してもらえたことで承認欲求が満たされる。
自己肯定感が低く自己承認ができていない。他者からの承認によってその穴を埋める。ネットでの交流は自分の承認欲求を満たすためのツールであると思う。
しかしネットは肯定的なフィードバックをもらえるが否定的なものもついてくる。自分の考えや意見に対して否定や批判をうけるとやっぱり傷つく。
SNSやネットでの交流は他者からの承認によって自己承認欲求を満たすのには良いと思う。でもやっぱりネットに依存しすぎないバランスが大事だと思う。
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ネット断食で分かったこと…現実とネットどっちが大切?
友人と会っているにも関わらずスマホ画面をずっと見ている人もいる。リアルで人と会っているのにSNSの反応が気になってしまう。
ネット依存になるとリアルな生活がおごそかになりネット優先の生活になりがち。でもやっぱり現実で会う人と深く付き合っていったほうがより多くのことが得られると思う。ネットではわからないリアルな人の言動や声のトーン、しぐさからその人の様々な情報が読み取れる。
ネットでは得られない情報が現実にはたくさんある。ネットとは適度な距離を保ち良い関係を築きながら、現実を大切にしていきたいと思った。