今日はたまたま本屋で見つけて即購入した『ミッフィーとマティスさん』をご紹介。
タイトルの通り世界的な絵本作家ディック・ブルーナのミッフィーとアンリ・マティスがコラボした絵本です。
アンリ・マティスってどんな人?
アンリ・マティスは20世紀を代表するフランスの画家です。約60年前になくなったのですが、彼の作品は今でも多くの画家やデザイナーに影響を与え続けています。代表作には「ダンス」や、今回紹介する絵本の表紙にもなっている「ジャズ」などがありますね。鮮やかな色彩の絵が特長で、色彩の魔術師と歌われました。
マティスは70歳を超えてから切り絵を始めました。『ミッフィーとマティスさん』ではミッフィーがマティスの切り絵を「こどもの視点て観る」という設定になっています。
『ミッフィーとマティスさん』
ミッフィーがマティスの切り絵を見ながら、ミッフィーがおもったことを話しています。ミッフィーのカラフルな絵柄と、マティスのカラフルなマッチして、見ているだけでたのしい絵本です。
ミッフィー「このひと とんでる? よぞらの ほしと」
「ほしの かたちを きりぬいて おねがいごとをすれば あたしも そらを とべるかな」
このように大人の視点ではなくミッフィーの視点で話していてるので、マティスの絵を子供に返った気持ちで見られるのがいいですね。子供は美術館でこんな風におもったりするのかな?
もちろん子供の読み聞かせにもいいと思います。
おすすめのシリーズ
この絵本は「こどもと絵で話そう」というシリーズで、他にも何冊か出ています。
ミッフィーとフェルメールさん
ミッフィーとほくさいさん
さいごに
いかがでしたでしょうか?ディック・ブルーナは90歳近いのにいまだに作品を作り続けているのがすごいですね。個人的にはピカソ、ゴッホなどの巨匠や、アンディ・ウォーホルやキースヘリングなどのポップアートともコラボしてほしいなと思います。
このシリーズは他のミッフィーのシリーズに比べたら若干値が張るので出産祝いなどにいいかもしれませんね。