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7%増の2005億円を概算要求 尖閣など対応

 海上保安庁は29日、2017年度予算で2005億円を概算要求したと発表した。16年度当初予算比7%増。沖縄県・尖閣諸島周辺をはじめとする離島・遠方海域の警備強化に、同比19%増の474億円を求めている。

     尖閣周辺では中国の公船や漁船の活動が活発化しており、海保は今年4月、巡視船10隻とヘリ搭載型巡視船2隻からなる「尖閣専従体制」を発足させた。16年度第2次補正予算案でも、大型巡視船3隻の新造費を計上した。

     概算要求では、漁船に対応できるよう小回りの利く巡視船や新型ジェット機の建造を盛り込んだ。さらに、新造船の乗組員など海上警備の強化に190人の定員増を求めた。

     このほか、福島県の相馬港に17年10月に新設を計画している相馬海上保安署関連費用を計上した。石油資源開発(JAPEX)が相馬港に建設している国内最大級の液化天然ガス(LNG)基地の警備にあたる。【内橋寿明】

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