本来なら空にかかるはずの虹‥ 何とその虹を、昨日は足もとで見てしまったのです。
虹は、太陽の光がたくさんの水の粒の中ではね返ったときにできます。
昨日のこの虹、打ち水のミストに太陽の光が反射したようです。
風に揺れるミストの具合で、虹が現れたり、また一瞬で消えたりと、何とも面白い現象でした。
僅かな時間、童心に返ってちょっぴり幸せな気分を味わいました。
さて、人の幸せとは紙一重、気持ちの持ちようで、幸せにも不幸にもなります。
先日、ある方にコメントを頂いたのですが、その中に面白い言葉がありました。
「49対51の法則」と言うものです。
聞きなれない言葉ですが、要約すると、人生は嬉しいことが49で、51の辛いことがある、と言うことのようです。
その日から、この「49対51」の言葉が頭から離れませんでした。
これは人生に限らず、色んなことに当てはめられるようです。
「幸」と「不幸」とのバランスが非常に微妙で、ほとんど「互角」とも取れますが、やや「不幸」が上回るようです。
人は多分に辛いことがあると、「自分だけが不幸だ」と思いがちです。
ところがこの法則に当てはめるなら、微差で、非常にわずかな違いなのです。
「自分だけが不幸だと思わず、みんな同じなのだ」と考えればいいのです。
幸せはすぐそこにあります。
また、工夫の仕方によっては、「51対49」に逆転出来そうな数字でもあります。
その人の考え方や生き方によって、ほんの少し、またあと一歩の頑張りで幸せの方が勝るのではないでしょうか...
人は一人では生きていけません。幸せは周りの人たちの協力があってこそ。
良いことをすれば、人に好かれる。
良いことを続ければ、人に信頼される。
人に信頼されれば幸せになれる。
51対49にするためのヒントが、どうやらここに潜んでいるようですね。
自分の存在が他の人に心地いいものであることを詠んだ、相田みつをさんの詩があります。
大好きな詩です。
「ただいるだけで」
あなたがそこに
ただいるだけで、
その場の空気が
あかるくなる
あなたがそこに
ただいるだけで、
みんなのこころが
やすらぐ
そんなあなたに
わたしもなりたい
みつを