公開3日目。9時半の上映を予約して行ったのだが映画館に着いて老若男女、人の多さに驚いた。300人ホールが熱気で一杯だった。
物語は甘酸っぱく切ないボーイミーツガールもの。タイトルにある通りお互いの名前も知らない彼らが時を超えて出会い、恋する。
前半は、登場人物の疾走感とコメディに惹きこまれ、後半は、美しく輝きながらやってくる絶望にドキドキしながらも、真のテーマを段階的に理解する毎に感動が増していき、圧倒的なラストを迎える。多幸感に包まれる。
観てもらいたい観客層。これは断然、高校生だが全年齢の人に観てもらいたい。いろんな立場から多様な感想を持てると思う。
映画を印象的にする脚本、背景作画や音楽は今のアニメでトップクラスであることは間違いない。劇場で繰り返し観たくなる作品だ。
【連れの感想】ネタバレ無し
物語のラスト近くに主人公がヒロインの手に書いた言葉に思わず号泣したとのこと。(確かにいい意味で予想を裏切られた。)
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