イタリア地震 妹かばい亡くなった少女に悲しみ深める
イタリア中部で起きた地震では、これまでに291人の死亡が確認されました。国葬では、9歳の女の子ががれきの下で幼い妹をかばうようにして亡くなったことが伝えられ、イタリア国民は悲しみを深めています。
イタリア中部で今月24日に地震が起きてから丸4日がたち、これまでに21人の子どもを含む291人の死亡が確認されています。
被災地では27日、国葬が執り行われ、会場の1つでは、司祭が9歳のジュリア・リナルドさんの死について語りました。
ジュリアさんは、3歳の妹のジョージアさんと祖父母の家を訪れていましたが、地震が起きてがれきの下敷きになりました。
およそ16時間後に救助隊に発見されたとき、ジュリアさんはすでに亡くなっていましたが、ジュリアさんが抱きしめてかばうようにしていたジョージアさんは生存していたということです。
救助隊の1人はジュリアさんのひつぎに手紙を添え、その中で「救出が間に合わず、許してほしい。私のことを知ってもらうことはできなかったけど、君を愛しています」などとジュリアさんの死を悼んでいました。
ジュリアさんとジョージアさんは仲のよい姉妹だったということで、イタリア国民は悲しみを深めています。
被災地では27日、国葬が執り行われ、会場の1つでは、司祭が9歳のジュリア・リナルドさんの死について語りました。
ジュリアさんは、3歳の妹のジョージアさんと祖父母の家を訪れていましたが、地震が起きてがれきの下敷きになりました。
およそ16時間後に救助隊に発見されたとき、ジュリアさんはすでに亡くなっていましたが、ジュリアさんが抱きしめてかばうようにしていたジョージアさんは生存していたということです。
救助隊の1人はジュリアさんのひつぎに手紙を添え、その中で「救出が間に合わず、許してほしい。私のことを知ってもらうことはできなかったけど、君を愛しています」などとジュリアさんの死を悼んでいました。
ジュリアさんとジョージアさんは仲のよい姉妹だったということで、イタリア国民は悲しみを深めています。