テレンス・リー容疑者を再逮捕 幸福実現党候補応援で報酬5万円 警視庁
7月の参院選での幸福実現党候補をめぐる公職選挙法違反事件で、別の場所の応援演説でも報酬を受け取ったなどとして、警視庁捜査2課は16日、同法違反(買収など)の疑いで、タレント、テレンス・リー=本名・加藤善照(よしてる)=(51)▽会社役員、一木昭克(いちき・あきよし)(48)▽同、今井一郎(61)−の3容疑者を再逮捕した。
捜査2課によると、いずれも容疑を認めている。
再逮捕容疑は公示後の6月下旬、テレンス容疑者が東京都渋谷区内で候補のトクマ氏(49)の応援演説をした際、報酬として一木容疑者が今井容疑者に現金30万円を渡し、うち5万円を今井容疑者がテレンス容疑者に渡したとしている。
3人は豊島区内でトクマ氏の応援演説をした際に報酬をやりとりしたなどとして同法違反容疑で逮捕されていた。
幸福実現党は「このような事案での再逮捕・長期勾留は人権侵害であり、民主主義の危機を感じる」とコメントした。